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幻想  作者: 場合 照美
7/18

青い子猫

超短いです。

 ガシガシという音がするので、戸の方を見ると、うっすらと開いて、青い小さいものが飛び込んできた。子猫だった。私にしがみついてきて肩に上った。向かいの家の戸も開いていて、その家の子供たちが出てきた。彼らが拾った子猫のようだ。

「飼うんですか」と聞いたら「うちは赤ちゃんがいるので無理」とのこと。

「だったらうちで飼います」

 何かやろうと思ったが、あいにくミルクもない。缶詰めは、味の濃いものばかりでやれそうなものがなかった。海老はダメなはずだ。そうしていたら、お向かいの人が、オイルサーディンの缶をくれた。プラスティックの箱に、缶の中身を空けて、子猫も入れたら、溺れそうだったので慌てて救出した。

 段ボール箱の住処を作っていたら、一度、扉から逃げ出した。追いかけていくと、同じような青い猫の、大きなのが入ってきた。

「親が来たよ」

 子猫はもう一人の親猫と一緒に廊下にいた。三人とも、うちの押し入れに住ませることにした。夜になってよく見ると、子猫は完全に紺色だったが、親猫はよく見ると、一人はうっすらと黄色い色が透けて見え、もう一人は虎模様があった。

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