詩(コーヒー)
今回は詩にしてみた。これからどうするかは決めていない。
私には読めない外国の字が書かれた紙の箱が開けられて
中の食べ物を勧められる
お菓子のようだと思ったので、甘いものの嫌いな私は躊躇うけれど
何となく手に取ってしまった
口に入れると、乾いた何かの果実と香辛料とはったい粉か何かを固めたようなものだった
はったい粉って何の粉だったっけ
私はコーヒーを入れようと思って、台所に道具を探しに行く
冷蔵庫の上に、ビニール袋に入った挽かれた粉があったけれど
私は持ってきた豆を挽きたいので、手に取らなかった
電動の豆挽機と、水を入れるコーヒーメーカーを見つけてお茶の間に持ち帰った
そのとき玄関の方でガタガタと音がした
子供たちが遊びに来たのだと口々に
きょうは休日のつもりだったので鍵をかけていたのだが
せっかく来たのだからと開けてやった
親の一人が私に紙切れを見せながら偏差値が違うのでと申し出てきた
あれは大体の当りで着けたのだというと
学校から成績表が出てるからと言って手に持っているのがそれだった
じゃあ修正しておきますと言うと
いつ返してくれるのかと聞くから
あしたの晩には、と答えた
また別の親が庭にやってきて
分厚い書類の束を渡してくる
そこへ何かが飛んできて、束を咥えて塀の上
烏と子供の混じったような奴が、束を端から齧り始める
彼らの子供のようだった
小学生からの成績を見られるのが嫌だったようだ
それでも烏は私にそれを渡して
見たら最近のは齧り取られずに済んでいたので
大丈夫ですよと親たちに言った
私は部屋に座ってコーヒーを淹れる
あの、横浜で買った苦いコーヒーを
烏は実際に鳴いていたようだ
目が覚めると夜明け前だった




