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冒頭〜プロローグ

冒頭シーン


登場人物

ラムル、ナレーター、ジャン、ポートル


惑星ノアーナをバックに字幕。

「作中の言語や文字は地球の言語に翻訳されています……。」



宇宙船カーラント内、ラムルの後ろ姿

見ているのは惑星探査中のモニター


検索(サーチ中の表示)にヒットした画。青い惑星が小さく映る。

ラムル「拡大して。」

少し拡大の青い惑星。

ラムル「綺麗な惑星(ほし)ね……。……もっと拡大。」


……ところが、ある程度の大きさまで画像が拡大するとストップしてしまった。

画面中央に大きく閲覧不可の表示が出る。

ラムルoff「妙ね、これ以上拡大出来ない……。それに惑星ナンバーも出ないなんて……。」


ディゾルプ、リグール=ジュードの紋章のup画面のover-up。


ナレーション「惑星に生まれた生命は惑星と共に朽ちる運命。どんなに文明が進化していても、その惑星の寿命と共に消えゆく。それを後世に、又他の惑星の生命体へ伝えようと生きる者が存在した。しかしそれは惑星の寿命と共に終わる。それはどの惑星でも繰り返し、再び存在している。生命体は永遠では無い。精一杯の生きる力だ。」













オープニング序章


登場人物

ラムル、ブロント=カーレイ、ナレーター


注:場面転換の際の方法は、ディゾルプやfade-out、fade-in、分割画、ワイプ、over-up等その前後の雰囲気に合うものを選択する。


画面は惑星ノアーナをバックに字幕。

「ノアーナ人の言葉は地球人の言葉に翻訳された状態です。」

テロップfade-out。


やや拡大した惑星ノアーナ。岩石惑星で水と緑の星。

ゆっくりとzoom。

ところどころに近未来風都市が見える。

更に都市をズームアップ。(都市名の分かる画を含めて)


都市名シューロン=ガルと書かれた建物も見える。


そしてタイトル 

【 ステルスの惑星(ほし)―未来へ 】


やがて1つの小さなビルの様な建物。その建物カーレイ邸までカメラ移動(BGエフェクト)。そして更に内部へ。


画面は主人公ラムルの父、ブロント=カーレイがいつもくつろいでいる部屋(リビング)へ変わる。


ソファーの所に2人。

ラムル「父上、カーレイ家が気に留めている、かつてRJを行った水の惑星(ほし)、私も見てみたい。出来れば近くまで行ってみたいです。」


ブロント「いやラムル、水の惑星のRJは当時既に完了した。お前が向かう必要もない。あの惑星(ほし)は既にRJ計画管理部門下で管理されている。閲覧も出来ん。これは決まりだからな。」


ラムル「見に行くだけでも……RJの成果を知っておく為にも。」


ブロント「いや、もう時が経ちすぎている。仮にその惑星が日ごと発展し、我々を超える知恵を持っていたらどうする。我々に敵意を持たれては危険だ。もうノアーナからのRJの役目はとっくに終わっているのだ。」


ラムル「……分かったわ。でも……。でも私は、父上の話を聞く限り、とても魅力的に感じる惑星(ほし)の様だし……。今まで惑星(ほし)探しで見たこともない。だからこの目でひと目見たかったの……。」


ナレーション 「RJ計画…惑星に命が生まれ進化している生命体へ、知恵を授け手助けする行動。100%高度な技術を与えても発展不可能なので、そのヒントたるを残していく。

かつてのノアーナ人は、そのRJ計画を生涯で1度だけ各々義務として行なっていたが、近年になり惑星ノアーナのRJ法改定により、義務ではなく推奨するのみとなっていた。 

 1度訪れた惑星はRJ法により登録管理されており、2度と訪れてはいけない決まりである。RJ計画の対象惑星探査から行動まで全て自分で成し遂げる決まりとなっていたが、これも近年、複数人での行動も可能となった。」


ノアーナ外観や周囲の惑星などの画。


再びナレーション 「惑星ノアーナのRJ法改定により、RJ計画に制約が少なくなったが、敵対する惑星に出向いて帰らぬ者となった事例が多発、ノアーナの若者達はRJ計画を疑問視もしくは避ける様になってしまった。」


再び都市全景の画面

ディゾルプ。ノアーナ全景、そしてノアーナ全域にステルスが架かるシーンまで。





プロローグ


登場人物

ラムル、ブロント、ナレーター


ナレーションのみ、映像で見せるシーン、数カット。


ナレーション「果てしなく広がる大宇宙。無数の銀河が、そして銀河団が存在している。その中の星々には、かつてから叡智を携え優れた技術力を持ってきた星が無数に有る。しかし、残念な事にそのほとんどの知的生命体は星の寿命と共に消えてしまう。

 そんな中、星の寿命の遥か以前から叡智を手に入れ過ごしている星も僅かに存在している。選ばれた星と言っても過言ではない。

選ばれた星、その中でも他の惑星生命体に友好的な意識を持って過ごしている星が有った。」


スローなディゾルプで画面転換。


時節は序章より少し前の日時、

カーレイ邸リビング、ラムルと父ブロントの2人。


ラムル、決心した様子で立ち上がりながら

ラムル「父上。私、RJ計画の為の惑星探しを始めます。いずれはノアーナを出ます。その時は長くなるかも知れません。私の留守中は、母上と共にご健勝の日々をお過ごしください。ノアーナを出る時には改めて報告します。」


部屋を出るラムル、その背中を見送るブロント。


ブロント「最近の若者にしては珍しいな。女性ながらたくましくなった……ラムル……。ルイスもこれで一安心というところか……。その時ノアーナを出ても、無事ここへ戻れば、それで良い……ラムルよ……。」


BGラムルの居る都市シューロン=ガル全景

Fade-out


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