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Endless Story 番外編 ~コラボ&小話集~  作者: 楠木 翡翠
第1章 わずかな出会い ~Endless Story×Dream School~
2/12

第1話 彼らの出会い

【作者より】

今回からコラボレーション編開始です。


『Endless Story』と私の友人が書いた作品である『Dream School』という作品のコラボレーションです。


※『Dream School』は小説投稿サイトには掲載されていませんので、ご了承ください。

 すべての始まりは出会いから……。


 この世界にも新たな出会いと別れがある……。


 それが彼女らだ。



 *



 ゆかりとベルは作者からの指名により、まさりや栗原くん、留美を現代に残し、過去の世界にタイムスリップしたようだ。

 地に足を踏み込むと不思議な感覚が彼女らを包み込む。


「ねぇ、ベル。ここはどこなの?」


 細身の1人の少女が男性に問いかけた。


「ゆかり……。ここは過去のどこでもない世界らしい」


 ベルと呼ばれた男性が答える。

 彼もゆかりと呼ばれた女子と同じくらいの身長だ。


「ということは……。私達がいるところは過去の夢の世界ということなの!?」

「それしか言いようがないと思うけど……」

「なんというところに連れ出すんだ! 黒川先生は!」

「まぁ、仕方ないことだ。一応、この作品は番外編だぞ。他作品のキャラと触れ合える絶好のチャンスじゃないか!」

「そうだけどさ……」


  ゆかりはそのことで苛立ちが起きたが、ベルが少し呆れた様子である。


「あっ、ここだと本名は通じないらしいからハンドルネームをつけた方がいいだろう?」

「うん! 実は私、名前を考えておいたんだ!」

「なんて、名前?」

「エーブ。ちなみにベルはホロね」

「なんたがなぁ……。まぁいいか」



 *



「あなた達は……誰……?」


 その時、1人の少女が彼女らに声をかけられた。


「私はエーブ」

「俺はホロ」

「はじめまして、私はセレス」

「はじめまして、俺はクラウドと申します」


 彼女らは自己紹介をする。


「セレスさんとクラウドさん?」


 ゆかり……ではなく、エーブがセレスとクラウドに声をかける。

 彼女らは「ハイ」、「なんでしょう」と反応してきた。


「なんか、ここにきたときからずっとふわふわした感じがするんですが……」

「ここはどこでもない夢の世界ですから」

「最初は他次元からきた人達はよく仰っています」

「そうなのですか……」


 彼女らが話している時、後ろから馬鹿でかい三角定規がエーブとホロにめがけて襲いかかる。


「わぁっ!」

「キャッ!」


 彼女らはその三角定規の衝撃ににより、一瞬気絶した。


「「大丈夫ですか?」」


 セレスとクラウドが気絶しているエーブ達に近づき、身体をさすっている時、そこにさらに女性が現れる。


「2人とも、見慣れない顔ね」

「「あなた(君)は」」

「私はここにいるセレスの師匠のアルヌワ。あなた達は?」

「私はゆ……失礼しました。エーブです」

「俺はベ……すみません。ホロです」


 彼女らはアルヌワにも自己紹介をした。


「あなた達は何かできることがあるの?」

「俺の身体は伸縮自在です! ほら!」

「あら、凄いわね。エーブは魔術師?」

「ハ、ハイ。一応、拳銃も使えます」

「そうなんだ」

「そうだ! エーブさん達も私達と一緒に修行をしませんか?」

「いいんですか?」

「えぇ。俺達もきちんとバックアップしますので。そうですよね、アルヌワ?」

「そうね。分かったわ、クラウド」


 こうして、エーブとホロ、セレス達が出会い、短い時間をともに過ごしていく――。

2016/07/23 本投稿

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