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私立花咲大学付属中等学校高等部文芸部に作者がやってきた!

 私立花咲大学付属中等学校。

 中高一貫校の中でトップクラスを誇るこの学校で生徒達は学校生活を謳歌している。


 その日の放課後、1日の授業を終えた生徒達は帰路につくなり、部活動のため、それぞれの部室へ向かう――。


 その高等部の3年3組の教室付近に1人の女子生徒が立っていた。


「ゆかり、遅いなぁ……」


 彼女はゆかりと呼ばれた女子生徒を落ち着かない様子で待っていた。



 *



 あれから数分が経ち、彼女はずっと待たせていた女子生徒が教室から出てきた瞬間――。


「ゆーかーりー!」


 彼女はゆかりと呼ばれた女子生徒に抱きついた。


「わぁっ!?」

「一緒に部室に行こ?」

「なんだ……まさりか。普通に話しかけられないの?」

「あたし、これが普通だよ?」

「まさりはいつも心臓によくないことをしてくるから、いつも死にかけるよ」

「死にゃしないよ。早く部室に行こ! 早く早く!」

「ハイハイ」


 ゆかりはまさりと呼ばれた女子生徒に抱きつかれたまま、彼女らはとある部室に向かって歩を進めた。



 *



 一方、文芸部の部室には女子生徒と男子生徒の2人の生徒がいた。


「ゆかり先輩とまさり先輩、遅いですね」

「そうだね」


 彼らが待っていると、1人の男性がその部室に顔を出す。


「あれ? 上原と大野はまだきてないのか?」

「玉川先生!?」

「なんで、玉川先生が!?」

「えっ、俺、きちゃ駄目な設定なのか?」

「「そうではないですが……」」


 玉川と彼らが話している時に、

「「こんにちは!」」


とゆかりとまさりが部室にやってきた。


「ゆかり先輩!」

「上原さん!」

「2人とも、遅かったぞー」


 女子生徒、男子生徒、玉川の順に彼女らを迎え入れる。


「「すみません」」


 彼女らは玉川達に謝罪すると、


「みなさーん! 揃いましたね?」


と1人の女性が部室のドアの近くに立っていた。


「その声は!」

「黒川先生だ!」

「お久しぶりです!」

「作者がなぜ私達の学校に?」

「なんの用だろうか?」


 彼女らから感嘆の言葉とともに、一部どよめきが沸き起こった。


「『Endless Story』に登場していたみなさん、お久しぶりです! 作者の黒川です。今日はみなさんに連絡したいことがありまして、直接伺いました」


 黒川と名乗った作者が少し畏まった口調で言う。


「それはなんでしょうか?」


 玉川が黒川に問いかける。


「この作品のキャラクターは生徒全員文芸部なので、ずっと創作活動ばかりされていると疲れたりするかと思いまして……」


 ゆかり以下4人はコクコク頷いた。

 黒川はこう続けた。


「ならば、息抜きに他の私の作品や他のユーザーさんが執筆した作品にコラボというわけでお邪魔するのはいかがでしょうか?」

「黒川先生の作品に登場できるなんて……」

「留美ちゃん」

「他作家さんの作品に出演できたら、視野が広がるだろうなぁ……」

「く、栗原くんまで……。私も憧れるなぁ……。夢のコラボ……」

「みんなして……」


 留美、栗原くん、まさりはほわわんと空想を膨らましているようだ。

 一方のゆかりは少し呆れている。


「もう、みんながそう言うのならば、一応、この作品のヒロインである私も賛成します!」

「ゆかり、よく言った!」

「ゆかり先輩、大好きですー!」

「さすが、大野さん!」


 彼女らの意見はゆかりの決断によって1つにまとまった。


「私からは以上です。では、みなさん、よろしくお願いしますね!」


 黒川はそう言うと、文芸部の部室から出て行った。

 ここからは作者である黒川からのお願いです。


 あなたの作品に『Endless Story』のキャラクターとコラボしたいと考えているなろう作家さんはいらっしゃいませんか?


 もし興味がある方は『Endless Story【原作版】』と『Endless Story【改稿版】』を読んでから考えてみるのもいいと思います。


Endless Story【原作版】

http://ncode.syosetu.com/n3838ci/


Endless Story【改稿版】

http://ncode.syosetu.com/n9991co/


どちらも完結済みです。

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