ソフィーの話
「待たせてしまって申し訳なかったわね。」
食堂の扉が開き、シスターカミーユとアナスタが入ってきた。
ソフィーが、キッチンへと手を引いた。
「私達は、夕食の準備をしましょう。」
ソフィーに手を引かれ、キッチンへと着いた。
「ねえ、この教会には他には人はいないの?」
お皿を数えながらソフィーに尋ねた。ソフィーはグラスを拭きながら
「前はもっといたのよ?二十人くらい。でも、最近減ってきて、今ではシャルも入れて四人だけになっちゃった。」
と答えた。
「どうして?」
ソフィーは、グラスを置くと、大きい声では言えないんだけど、と話し始めた。
「シスターカミーユが来てからなのよ。」
と囁いた。
「彼女、教会で何かブツブツ呟いてるし、何か変なの。」
「変って、何かあったの?」
「シャルが来る前に、私が仲良くしてた子がいたんだけど、、、その子、死んじゃったの。」
「えっ?」
「その子と私同じ部屋だったんだけど、夜になると何処かへ出かけるの、、、」
ソフィーは少しずつ話していく。
「それで、私聞いたの。毎晩どこに行ってるの?って」
張り詰めた空気の中、ソフィーが口を開いた。
「そしたら、シスターカミーユに呼ばれてるって答えたの。」
「そ、それで?」
怖がりながら、話の続きを催促した。
「え?」
ソフィーは目を丸くしている。
「話の続きは?」
もう一度聞き直した。
「、、、終わりだよ?」
不思議そうな顔で、ソフィーは首をかしげた。




