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秘密
食堂に着くと、私達以外はまだ誰もいなかった。
「まだ誰も帰っていないようですね。」
シスターカミーユは、食堂内を見渡した。
「皆が帰ってくる前に、少しお祈りをしましょう。シスターシャルロットが目を覚ました事をご報告しなくては。」
シスターカミーユは、食堂から出ていった。
シスターカミーユが出て行くと、ソフィーはため息をついた。
「シスターカミーユの前じゃ、息苦しくって、、、」
そう言いつつ、ソフィーは深呼吸を繰り返す。
「ねえ、シスターシャルロット。貴女の事シャルって呼んでもいい?」
ソフィーは小声で囁いた。
「どうして小声なの?」
私の質問にソフィーは満面の笑みで答えた。
「二人だけの秘密だからね?」
「うん!」
私に初めて、名前で呼び合える人ができた。
いつか、、友達になれるといいな。
その頃、教会では、
「ついに、、この時が来ましたわ、、、」
シスターカミーユは怪しげな笑みを浮かべていた。




