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消えた記憶

目が覚めた時、私は私ではなかった。

私は、私の名前は、、、思い出せない。

今まで生きてきた数十年分の記憶が全て

喉が乾く。喉の奥が乾いてヒリヒリする。

視界がどんどん暗く狭くなっていく、、、


私は病気なのだろうか?

それすら、思い出せない、、、



私は、ある日から記憶の全てを失った。

家族、友達、恋人すら思い出せない。

いや、私を知っている人すらいなかったのかもしれない。


あてもなくただ歩いた。

いつの間にか小さな町外れの教会へたどり着くと、扉を叩く前に疲労と眠気に襲われ、扉に寄りかかりながらゆっくりと目を閉じた。


意識が薄れゆく中で声が聞こえた、、


「紅花、真白を連れて行かないで、、、」


真白、、私の名前、、、


紅花?誰だろう、思い出せない、、








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