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第一章 ③

また遅れました。

また会話だけです。

またふざけてばっかです。

それがバグズクオリティ。

 Ⅶ


 ラッチが雑魚キャラよろしく吹っ飛ばされる少し前、基地の中で最も大きな、ブリーフィングにもお食事にも、果ては宴会場なんてのにも使えそうな、学校の体育館を天井低くしたらそれっぽくなりそうな建物に、和査、麦谷の二人はやって来ていた。理由は勿論、先程のナマケモノが雑に伝えた『さくブリ』だ。

 作戦前ブリーフィング。

 休みたいなあと思い硬い椅子に腰かけた和査は、今だに和査に引っ付いて今回の作戦がどうだのバグズはやっぱコワイだのという麦谷の無駄話を適当に聞き流していた。

 ちなみにこの基地、周辺の安全確保とひとまわりの設備施設を建造するところから取り掛かり、椅子や机、兵士たちの各自荷物置きなどなど、施設の中にある備品については後回しのようだった。現にそこの廃墟から取り寄せてきました、といった風貌のものが大半であり、今も座ってみるとギシギシと軋む音がした。あろうことか、中には先ほど和査達が運んでいたミリタリーボックスを積んで椅子代わりにしているという猛者がいる。

 猛者のすぐ傍には、猛者の椅子だったであろう何かが、耐え切れなかった重さと座っていた猛者の怒りの二重苦を食らって無惨な姿で横たわっていた。酷いもんだな、と何人かが頬杖をつきつつ苦笑する。

「でよ? さっきヘラヘラ笑ってた、ウチらより長くアメリカおるやつから聞いたんけど、エライかわいい子がいるらしいやん。名前、名前なんつってたっけ? えぇと、あま、あまな……」

「雨梨、か? 知ってる。そいつがどうしたって?」

 ぶっきらぼうに返された麦谷は、途端に道端で意味不明な言葉を喚き散らす人を見たような目になった。

「……もう、あれなんやな。無自覚系の和査にゃあ、あの程度のべっぴんさんなら腐る程知り尽くしたと。ほほう、攻略しまくりだと! ほほぉう、いーもんやねぇモテ組は‼︎」

「はあ? 待て待て言ってる意味がわからなっ……おい! いきなり人を叩くんじゃない! ほら、周りの奴等がこっち見てんだろ、場を乱すなよ」

 格の違いに思わずボロ椅子から立ち上がって頭を抱える麦谷は、そこでこちらを見つめるAPSCの同僚と、ロシアから来た兵士達の面倒そうなその視線を浴びた。

 だが彼らは一様にある同じ感情を目に込めている。それを麦谷は一瞬で感じ取った。

 大丈夫さ、理不尽だと思ってるのはお前だけじゃないぞ……。

 同志達の意思を理解しふと目尻に涙を浮かべた麦谷は、彼らと一度だけ頷きあい、そっと席についた。

「……まだ終わったワケじゃねぇ……ッ‼︎‼︎」

「は?」

 一人キョトンとしている和査を完全に無視して、握りこぶしを作って見せる麦谷。

 と、一番前の扉から、背筋を曲げた、ここにいる兵士全員を率いる大男が入ってきた。

「あー、んじゃさくブリ始めるぞー。ふぁぃあぁ……。あー眠ぃ」

 ナマケモノがデカいあくびをしながら自分の机にしわのついた資料をバサリと置くと、場がしんと静まった。上官があくびすんな、と和査が口の中でこぼす。

 ナマケモノは一度息を吐いて伸びをすると、いつもこき使われたり説教したりといった(妙な)関係性のある和査でさえようやく気づく程小さく、いつもと違う目をして口を開いた。

「きりーつ! きをつけー! れーい!」

 小学校か、という和査のツッコミで、ブリーフィングは始まった。

 ここまでが基本的な始まり方である。これに異議があるという和査他数名の兵士が改善を求めているのだが、まるで変わらない。ナマケモノはあまり動かない生き物なのだ。でも、たまにでいいから、長っぽく真面目でいてくれという兵士達の弁である。

「さて、一時限目は地理のお勉強。生徒諸君、基地周辺の地形は把握しているな?」

 当たり前だ、と和査は内心つぶやいた。基地はおよそ一キロ平方メートル、基地の奥にはまだかろうじて人の手が加わっている建造物が並ぶ。もう少し内陸部へと進めば、延々と続くハイウェイが顔を出すだろう。近くにはあまりバグズはいない。一部の内陸部や都市は、航空写真ですでにバグズの環境(・・・・・・)となっていることが確認済みだ。だから、比較的バグズが手をつけておらず、かつその数も少ないオレゴンの片町がAPSCに選ばれたと言うわけだ。

 落ち着きのある声で、ナマケモノが口を開ける。

「今回我々は、すでに何度か行われている州内調査を行う。目的はバグズのサンプル採取、近隣環境の確認とかだな。何班かに別れ、調査をするぞ。あ、やるのは明朝だ。いっけね忘れてたわ」

 和査も二度参加したことのある、今この基地で主に行われているものだ。今までに、十数回の調査が行われてきた。が、黙ってナマケモノの説明を聞いている事が、どうなってきたかを知らしめている。

「今までの州内調査では、あまり成果は出ていませんが?」

 一人の若い兵士が、代表するように質問をした。オレゴン西海岸にいるバグズの数は少ないが、いつ他の地域から大群が押し寄せてくるとは限らないのだ。バグズを無闇に刺激してオレゴンの基地に大群が押し寄せたり、下手をすればまだ無事な南米やユーラシアにも進攻してくるかもしれない。あくまでも、いまは相手が「誤差」というレベルでの慎重な行動なのだ。

 そのためナマケモノはこう返した。

「そいつについては認めようじゃないか。だが、だ。バグズどもの生態を我々は殆ど知らず、ようやく人類が立て直したこの時期に、無闇やたらにアホ面さげて突き進んでみろ。俺たちは同じ人間に風穴空けられるかもしれねえぞ。俺も、チキン上層部も、なにより全人類も、今は二十一年間の『お返し』をするべき時期じゃねえと、そういってる訳だよ、わかるか? 人間様の『お返し』には、きちんと作法ってもんがあるからな。そいつをちゃんと踏まえねえといけねえのさ」

 今現在まで、バグズが海を越えたという前例は無い。翅を持ち、飛ぶ事が可能な種もいるというのに。

 またベルリンの壁のように、かつてのそれの何十倍という高さの『壁』が作り上げられたメキシコ中部にも、壁の向こう側にはまるで興味がないかのように近寄らず、また壁を越えるということもしない。

 やろうと思えば、いつだって壁を越えここ北米のようにできたというのに。

 北米の九割、オーストラリアとその周辺の諸島以外にはバグズは二十一年間一度も手を出していない。ただの一度も。

 ここにいる兵士達のみならず、それは地球中の人類皆が不審に思う点であった。

 当然と言えば当然の思考だった。瞬く間に二大陸を手中に収めたバグズ側からしてみれば、海を隔てたユーラシア・アフリカはともかくとしても、南米には続けて侵攻していても何らおかしくはない。

 だがそれが、人類が北米から一度手を引いたっきり、止まってしまったのだ。

 これは人類に思考し会議する余裕と、民衆の不安を同時に生み出した。

 自分の母国は安全なのか。

 本当に活動は沈静化したのか。

 またどこかの地からでてきやしないか。

 そういった、「頭が冷えたことによる人類同士の対立」は国家間での足並みを崩していったし、バグズに対する慎重派の意見が重く受け止められるようになった。

 ――バグズについてまだ我々は知り尽くした訳ではない。

 結果として侵攻の停止と民衆の不安は「バグズを無理に刺激させ活動が活発化しないように、北米とオーストラリアを立ち入り禁止にして様子を見る」という結論を叩きだす。

「おっけい?」

 各々がそれを頭の中で確認したところで、ナマケモノがわざとらしくヘタクソな英語で了解を求め、それから作戦の詳細が伝えられていった。


 Ⅷ


「……ハッ⁉︎ ここはwhere、わたしはwho⁉︎」

「つまらん黙れ」

 あまりにもバッサリとした日本刀みたいな返しをされてラッチが目を覚ますと、そこはもうお馴染みの空き部屋などではなく、基地の中に設置された簡易テントだった。一番高い位置で、古臭いランプがぺかーとオレンジの光を放っている。どことなくアホっぽい。

 ラッチはかなりぞんざいにテントに転がされており、和査は冷え切った目で見下ろし、その後ろでは雨梨が苦笑いでオレンジランプの光を浴びていて、その身体が溶けそうになる顔だけで額縁を用意したくなるラッチだった。

 もう一つ状況が変化した点と言えば、ラッチの土臭いが滑らかな両手を繋いでいるのが、ちゃんとした手錠になったという事だ。ガッチリホールドされている。どこかから持って来たのだろうか。

 ラッチは雨梨と会った小屋で意識を失った時に殴られたであろう後頭部をさすって労ってやる。たんこぶにならないか心配だなー、とラッチがぼんやり思う。

「なあカズサよう」

「……なんだ」

「怒ってる? おれさ、聞きたいことあんだけどもよ」

「怒ってるかって……。お前な、当たり前、だ。あんだけ人の仕事を邪魔しといてまだそんな事言うか。むしろ感心するよ」

「お褒めにあずかり光栄です。冗談を言うくらいには仲良くなったみたいだな、おれら」

 和査は額にしわを寄せる。そんなことを言われるのは極めて心外だった。

 だがポジティブな答えを出さなければ会話が進みそうになかったので、とりあえず適当にあわせてやる。こいつさえいなけりゃあな、というのは既に和査の頭の中で何十回と繰り返されている問答だ。

「はぁ……。わかった、わかった。何が聞きたいって?」

 ラッチはおねだりを許された子供のような笑みを浮かべる。コイツの頭の中身がちょっと気になるな、と心の中で和査がこぼした。

「APSC??? とかいうのについてだ。あとアマナシ」

 お仲間の兵士からすでに幾らかの情報は取り揃えてある、とは言わない。確認という意味でも、自分の命を和査から守るという意味でも。次やられたら、何かしらの記憶が吹き飛ぶこと間違いナシだ。

 あと、『APSCの日本人ジャパニーズの中に、やばいぐらいに美人で胸とかもアレな衛生兵さんがいるらしい』という兵士達の煩悩まるだしトークもばっちり聞いていたので、そっちについても確認しておきたい、といった理由も込みで。

「とりあえず雨梨はとっぱらえ。APSCについても……もう言ったろう。これ以上話せないって」

「ていうか、なんで私が話に出てるの……?」

 二人にコーヒーを淹れていた雨梨が再び顔を出した。すまないな、とお決まりの言葉を返す和査と、やーすんませんゴチになりますうへへーとニヤけてから手錠によって後ろ手に縛られた腕を眺め和査に怨念をぶつけるラッチが対照的で面白く、私物であるカップを持ちながら雨梨はくすりと笑った。

「いやね、そりゃさ気になるじゃんよ。かぁいーオンナノコが転がっていると知ったのだ、これに食いつかぬ男はいないじゃん?」

「お前な……。確認するが、お前今どこにいるかわかってるのか? アメリカだぞ。そんなことやってる暇があると? どっから来たのか知らないが、とっとと静かになってくれ」

「じゃあおれからも確認するが、暇が無い暇が無いとか言いつつここでちゃっかり一服してるきみは一体何なんだ? ツンデレ? ツンデレなん? いいですいいですそんなん女の子だけで十分ですー」

「もうお前キレていいな!? 構わないな!?」

「とりあえずおれの頭にかけようとしているそのあっついコーヒーを置こうか。ふははカズサとるに足らずあっっっつぁーぃ!! フリじゃなかったのにー! ウケ狙いすぎなカズサちゃん!!」

 ラッチが床を転げまわり雨梨が折角淹れたのにとブーたれ、和査がぐったりしてぼろぼろの椅子に腰を下ろした。ぎしりと軋む音がする。

「っあ、だー……、あっちー。自慢の髪が……。ま、まあアマナシとAPSCのことについて置いとくとしても、ホントにおれをこの後どうするつもりなんだ。おれもさっきカズサに言ったけれど、世界中で認知されて公式にルールとして存在するものを、おれは破ったことになる」

 それは、と言いかけ和査は口ごもった。おそらくラッチが気絶していた内に密航者のそれなりの事情を和査から聞いていたであろう雨梨も優れぬ顔だ。

 今まで口うるさく喋っていた男がいきなり自分が後回しにしていた問題を取り出すものだから、どう返せばいいのかわからない、そんな状況になっていた。

「言っとくと、おれがあの船に乗っかっちまったのは、あくまでも偶然だぞ。誰が好き好んで軍隊の船に乗り込むか。それもこのアメリカ行きの船に?」

「それはそうだが……証拠なんてどこにもないだろうし、そもそもお前の事は名前しかわかってないんだよ、こっちは。それも偽名かもしれないし。何か他には教えちゃくれねえのかよ?」

 言うと、ラッチはわざとらしいが過ぎる程に膨れた顔になった。

「…………」

「おい」

「……ヨーロッパ、北欧の生まれだ」

「それだけかよ。まるで教える気がないのはよくわかった」

 和査が芝居がかったようにため息をつき、そこで雨梨が入り込む。

「でも、ヨーロッパの生まれなら、戦争の影響も受けてるってことだよね。それが原因?」

「いや、違うけど……、おれのことなら、こっから帰れた時にいくらか話すよ。それより、どうなるんだ」

 和査は慎重に言葉を選ぼうとする。ラッチから、先ほどまでの感情はない。

 この少年には何かある、とはわかっていても、それが何なのかがまるで掴めないのだ。核心をついた発言をした子供を前にしたような圧迫感。

「殺すのか?」

 だが、そんな言葉が出ては何も言わないわけにはいかなかった。

「そうはしないようにする」

「いや、死ぬんならそれでいいっちゃいい。どうなるかが知りたいだけだ」

「アホウ。死にはしないはずだ。俺達が日本に戻るまでに何かしら事を起こさなければ、ウチのナマケモノはそう簡単に切り落とす真似はしないだろうし、何より俺らは国連にある程度認められながら秘密裏に行動を起こしてる。てことは、お前が事情を話してくれりゃあ一人隠すぐらいはできんだろ」

 は、とラッチが薄く笑って、嬉しそうとも悲しそうともとれるように頬を歪ませた。雨梨は何も言わず、会ったばかりの不審な少年に心配そうな目を向けている。

 和査にとっても素性の殆どわからない少年にここまで肩入れするのは少しばかり違和感があった。

 それでもなお自分がここでこの少年と共にいるのは、まあコイツに何か人が回りに来る才能みたいなものがあるんだろうと、そう思いふけっていたのだった。

「行くぞ。もうそろそろ飯だ。お前、飯を食うときには手錠外してやるが、変な事するなよな」

「あー、手錠? いやまあ一応今も外せるには外せるんだがなあ」

 その一言がたとえ嘘だとしても、もう和査の胃を痛くするのには十分だ。そんな一言だった。

 和査はため息をこぼすと、早くも夜へと顔色を変えつつある空を見上げた。

 空に一つ浮かぶ雲が、暮れかけた陽に照らされて光っている。

 今日は綺麗な夜になりそうだった。


 翌日、ラッチが和査に見つかってからおよそ一日。

 和査や麦谷、ナマケモノを含めたAPSCとロシアの兵士達は、先日とは打って変わって重い装備をその身体に抱え、基地の北東に位置するゲートに集まっていた。

 理由はもちろん先日ブリーフィングの行われた、アメリカの現状とバグズの生態を知る為の探索、バグズのサンプルを採る事にあった。

「あれだ、ここで隊長らしく『今日は虫取りにいっくぞーっ! ひゃっほーう!』って言ったら皆の士気も高まるかな」

「俺が謀反起こしてあなたの首を採集しますよ」

「冗談きっつ……。カズ、お前は俺のカミさんじゃないのか?」

「同姓に浮気とかキモすぎて首を採集しますよ」

「俺の首をコントのオチみたいな感覚で採らないで下さる??」

 この二人はいつも通りらしい。端から見てるといつ二人の言ってることが実行されるかひやひやしまくりの麦谷だった。

 空は昨日の晴れ晴れとした陽気が薄れ、暗い色の雲がこちらへ向かっていた。雨降りそうだな、と和査はぼんやりと考える。

 船に乗っていた時は少しばかりバグズに対する恐怖心がくすぶっていた麦谷や他の兵士達も、今は集中して出発の時を待っているようだ。

 ナマケモノが兵士達を一瞥し、出発前最後の声をかける。

「あー、昨日のさくブリでも言ったように、今回の探索は長期間だ。場所と進渉

状況によってはアメリカで野宿及び車中泊なんて最悪すぎるシチュエーションになるかもしれない。いや、ものによってはいいかもな。数少ない女の子を観察できるいい機会かもしれない」

 任務の前ですよ、なんて和査の言葉は届きそうにない。というかむしろ男性陣の士気が上がりまくりだ。

 実際にはその数少ない女の子はまず間違い無く毛布付きの優遇された車内で、勿論外からは見えないようになっているので、むさ苦しい野郎は大半が外で警戒に当たったり、適当に設置されたテントに押し込められたりなのだが。

「が、今回は少数ながらロシア軍の方々も探索に参加する。彼らはまだバグズに対する戦闘経験が少ない。諸君らにはすでに〈蜘蛛籠手〉とかは配られてるだろうし、蜘蛛型とかはパターン化が特にされてる型だからやりやすいかもしれないが、いつも通りと思わないように留意してくれよな」

 ナマケモノはそれだけ伝えると、人数のわりにほんの数台しか用意されていない軍用車に乗り込み、ばがばがとうるさく音をたてる軍用車に早くも気分が嫌になった。

「なんじゃいこりゃ……こんなばがばが言ってたら音たてて蟲どもが変な警戒しちまわないようにした意味がねぇだろ!」

 ぶーぶー口を動かすナマケモノを中心として、人が蟲の陣地へと足を踏み入れた。

ちなみにこの後ナマケモノは舌噛みました。この軍用車がそんなにサスペンション悪いのか、それとも放置されまくってた土地がガタガタになってんのか。

まあどっちでも良いですけど。

戦闘?あと二話ぐらい先です。

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