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序章

 平和は、訪れなかった。

 人が生まれ、技術と力を持ったその時から、たとえ何年経とうが、どれだけ兵器が進化しようが、どれだけ人がその命を散らそうが、『戦争』というものは終わることなく、世界平和なんてのは訪れなかった。

 だが。

 北アメリカとオセアニアに現れた「彼ら」によって、戦争は突如として終結した。

 体長約10mの「蟲」、バグズ。

 人は、二つの大陸を失いつつも、バグズに対抗しようとしていた、そんな時代。

 ある人は、今の時代は平和だ、と言った。人間同士の戦争は終わったのだから、バグズにさえ気をつければ平和だと。

 ある人は、今の時代は最悪だ、と言った。結局、資産家は欲をかいて財を蓄え、国家間でくだらない論議をし、数少ない資源を使い潰す。…全く、成長しないじゃないか、と。

 では。

 ここで一つ、質問をしよう。

 平和とは、何だ?

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