追い抜いていくモノ達
業務トラブルで残業が深夜にまで及ぶ
幸い地下鉄は遅くまであり
終電午前1:00過ぎに自宅最寄駅に到着する
…不思議である
駅構内に顔見知りが沢山いる
終電を降り歩く私を後ろから走って追い抜いていく
すれ違う際に声をかけるが
こちらに一瞥もない
何か譫言を呟いているが聞き取れない
追い抜いていく知り合いが十数人を超える
得体の知れない不安に私も駆け出し駅から出る
私の住んでいる街の方角に天まで昇る火炎旋風が渦を巻いていた
業務トラブルで残業が深夜にまで及ぶ
幸い地下鉄は遅くまであり
終電午前1:00過ぎに自宅最寄駅に到着する
…不思議である
駅構内に顔見知りが沢山いる
終電を降り歩く私を後ろから走って追い抜いていく
すれ違う際に声をかけるが
こちらに一瞥もない
何か譫言を呟いているが聞き取れない
追い抜いていく知り合いが十数人を超える
得体の知れない不安に私も駆け出し駅から出る
私の住んでいる街の方角に天まで昇る火炎旋風が渦を巻いていた
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