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デントラーヒーローズ  作者: 山石木一ろき
9/19

第9話 ゼノトンの林

 ロイディオたち3人はゼノトンの林に着いていた。


 ポツッ ポツッ


ロイディオ「ゼノトンに着いた…。ん?うわ、雨だ!!」


 ザァーーーッ


挿絵(By みてみん)


セレデネ「急に雨が降るなんて!!もう最悪!!」


ブン「雨宿り出来る店とかないか?宿とか!」


ロイディオ「探そう!!」



 一方でラズベルたち3人もゼノトンに着いていた。


ラズベル「雨だ!雨が降り出しやがった!!」


コープル「潤いな気持ちにひたれますね。www」


ガレット「お兄ちゃん!!何言ってんのよ!!そのお気に入りの兜さびちゃうわよ?」


コープル「なんだってー!?雨め!!ズルいぞ!コノヤロー!!」


ラズベル「バカやってないで、雨宿り出来る場所探すぞ!!」


挿絵(By みてみん)



 その頃……。

 雨降る中、傷だらけでボロボロの騎士が歩いていた。


挿絵(By みてみん)


???「誰か……。誰かに……、助けを求めないと………。」



 ゼノトンの林。ゼノトンはまだ村とは言えない。だが自然豊か故に小さな村を建てると、自然あふれる良い村になりそうだ。


 そう考えた、隣町シドススから来た開拓民の夫婦とその息子、そしてその息子の幼馴染である姉妹とともに、ゼノトンに村を建てようとしていた。


 小さな小屋。開拓民夫婦達が最近建てた小屋だ。

この小屋には少し荷物もおき、料理人の男が来てまだまだだが、食堂のようになっていた。


挿絵(By みてみん)


バイキングの男「ったくシェイバーロンへは通行止めだっつうし、探してる奴らは見つからねえし、雨は土砂降り!!もう、なんだっつうんだ?頭にくるぜ!!」


 バイキングの兜を被った男はイライラしていた。


挿絵(By みてみん)


料理人「お客さん。そう怒らずに怒らずに〜!何だったら美味いメシ!安くしますんで!!この雨の中、疲れたでしょう?」


 料理人はバイキングの男の機嫌を直そうと声をかけた。


バイキングの男「そうだな!怒っても腹が減るだけだ!!コック!!ビールはねえのか?」


料理人「お酒ですか…。残念ですが、うちはまだお酒は仕入れてませんね。」


バイキングの男「おっと。わりいわりい俺が欲しいのはピールだ。オレンジとかレモンの皮みたいなもんだ。ねえのか?」


挿絵(By みてみん)


 料理人は以外なことを聞き思わずこけた。


料理人「お、オレンジなど皮なら余ってますよ?こちらとて不要なので、よろしければ無料でもらってください。」


バイキングの男「そりゃあ気前がいいな!!全部もらうぞ!!本当はオリオルリアオレンジのピールとかありゃいいんだがな。」


料理人「オリオルリアオレンジ。とするとあなたは南の海原を住み家にしてる“猛牛のバイキング”ですかい?」


挿絵(By みてみん)


バイキングの男「知ってんのか?」


料理人「まあ、オリオルリアオレンジの皮を好む部族として有名ですからね。」


ロイディオ「はあはあ!ちょっと雨宿りさせてくれ!!」


挿絵(By みてみん)


ブン「頼む!」


セレデネ「何だったら、なんか手伝うんで。」


 ロイディオ達が入って来た。

 すると………。

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