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デントラーヒーローズ  作者: 山石木一ろき
12/19

第12話 バイキングのギクロズ

 ゼノトンの林の小屋。


学ランの少年「え?今、デントラーって言った?」


ラズベル「ああ、言った。」


学ランの少年「ひえーーーーー!!」


学ランの少年はコープルにしがみつく!!


挿絵(By みてみん)


セレデネ「ちょっと!だから!デントラーって言っちゃだめってあれほど言ったのに。」


ロイディオ「すまん。」


挿絵(By みてみん)


学ランの少年「助けて!」


 コープルに助けを求めた!!


コープル「俺もデントラー!」


ブン「俺も!」


学ランの少年「ひえーーー!!女の子!助けて!お願い!!ここデントラーだらけだよ!!殺されちゃうよぉ!!」


 ガレットにしがみつく。


ガレット「あたしもデントラーよ?」


学ランの少年「ひえーーー!!」


挿絵(By みてみん)


バイキングの男「おい!そこの学ラン!良く聞け!帝国や一般人は、デントラーを悪魔と例える!!しかし!!実際デントラーには良い奴がいる!!むしろ帝国が悪魔と言えるだろう!!」


学ランの少年「そんなこと言ったって!信じられないよぉ!!」


バイキングの男「そうか?ならば!ラズベルの目を見ろ!!」


学ランの少年「ええ!?いやだよ!!もったいない!!(命が)」


バイキングの男「いいから!見ろ!!」


挿絵(By みてみん)


 バイキングの男は学ランの少年をラズベルに向けた!!


学ランの少年「こ…、これは…!?」


バイキングの男「どうだ?ラズベルは夢と希望で満ち溢れている!他の奴らも同じ目をしている!どうだ!!これでも、お前は彼らを恐れるのか!?」


挿絵(By みてみん)


学ランの少年「ぼくが間違ってた!!デントラーにはいい人もいるんだ!!」


ブン「そんなことはどうでもいい!俺はブン!もちろん俺も行く!」


コープル「わたくしも行くですマス!!」


ガレット「お兄ちゃん、また変な喋り方……。あ、あたしガレット。あたしも行くわ。」


セレデネ「あたしも行くわ!あたしはセレデネ!!よろしく頼むわよ!!ところでおっさん名前何よ?」


バイキングの男「俺か?俺はギクロズ。南の海原を根城にするバイキングさ。」


挿絵(By みてみん)


キナン「なーるほど。お前のその斧は単なるアクセサリーちゃうっちゅうわけか。」


 みんなはバイキングの男の背中の斧に注目した。


セレデネ「でっかい斧ねえ!!」


料理人「その斧は!よく見るとあの有名な“海斧バルズォルグ”!!あなたはかつてデントラーとして海原を越えたのでは?!」


挿絵(By みてみん)


ギクロズ「そんな時もあったわな。まあ、昔の話だ!!だが俺の実力はまだまだ衰えてねえ!!」


ラズベル「心強いぜ!頼むぞ!ギクロズのおっさん!!俺達を導いてくれ!!」


ギクロズ「おうよ!!」


セレデネ「この子の具合が良くなって来たわよ!!」


女騎士「あの……、みなさんはデントラーなんですよね?」


挿絵(By みてみん)


セレデネ「え…、ええ。一応ね。」


女騎士「わたしナンヌと言います。実は、……。」


挿絵(By みてみん)


みんな「ええぇっ…!?」

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