第11話 シェイバーロンの騎士
ゼノトンの林の小屋。
バイキングの男「お前らにシェイバーロンにある俺のデントレインをやる!!」
みんな「えええぇぇっ!?」
セレデネ「てかシェイバーロンにあるデントレインっておっさんのだったの?」
ガレット「3人はシェイバーロンにデントレインがあるって知ってたの?」
ブン「ああ!俺は変な占い師に聞いた!ロイディオ達は声を聞いたらしい!」
コープル「俺達知らないぜ?」
ラズベル「でも、俺達は選ばれし者を探せと言われてよ、お前らに会ってそのことを知ることが出来た!やっぱりこれも運命なんだよ!」
バイキングの男「いいか!俺はお前らにデントレインをあげたい!!だが、シェイバーロンでは内乱が起こって、通行止めだ!だからここは一つ……………。」
学ランの少年「はあ……!!土砂降りだよ!
あれ?母さん達は?」
勝気な少女「アホか!!お前の母ちゃんと父ちゃんはさっき町に帰るって言うとったやん!!」
学ランの少年「え?そうだっけ聞き逃した!最悪!クッキーやけ食い!!バリバリ!!」
毒舌な少女「クッキーの粉こぼさないで。汚いから。」
3人が店に入って来た。
勝気な少女「なんや?お前ら?お客さんか?」
ブン「わりい。ちょっと雨宿りさせてもらってる!」
勝気な少女「そうか!ゆっくりしていきや!?何なら特別にメシおごったろか?」
ラズベル「ほんとか?」
コープル「遠慮なくもらいもぁーす!!」
勝気な少女は厨房に入って料理の準備を始めた。
勝気な少女「コック!塩こしょう取って!」
料理人「はいはい。」
学ランの少年「ゴホッゴホッ!!ゲホゲホ!ゲハッ!!」
学ランの少年はクッキーをやけ食いして勢いあまって喉につっかえてむせた。
毒舌な少女「汚い。」
コープル「馬鹿だこいつ。」
セレデネ「ほんとにそうね。」
勝気な少女「メシ出来たで!食べや!!」
チャーハンを7人前作った。
ブン「すっげえ!うまそうだ!」
コープル「遠慮はしませーーーーん!!このお店を大赤字でぶっ潰しまーす!!」
ガレット「お兄ちゃん!何いってんのよ!!バカなこと言わないでよ!!」
バイキングの男「俺の分も作ってくれたのか!!」
勝気な少女「そうや!食べや!おっさん!」
バイキングの男「またおっさんかよ!参るぜ全く……。」
ラズベル「うめえ!!めっちゃうめえぜ!」
ロイディオ「ところで、ムグムグ、おっさんむしゃむしゃ、さっき何言おうとしたんだ?」
バイキングの男「ん?それはだな………!!」
毒舌な少女「ねえ……、誰か来たわよ?」
学ランの少年「ん?誰?」
ドアを開けるとボロボロの若い女騎士が立っていた。
女騎士「誰か……、シェイバーロンを助けて…………。」
ラズベル「おい!しっかりしろ!ボロボロじゃないか!どうしたんだ!?」
バイキングの男「さっきも言ったがシェイバーロンじゃ内乱が起こっている。救援を求めに来たんだろう!」
ラズベル「おっさん!!何のんきなこと言ってんだ!!早くこいつを治療しねえと……!!」
女騎士「うう……、わたしはいいんです……。早く助けに行かないとアスタロク王子達が……!!」
ラズベル「バカなこと言うな!!お前らが誰だか知らねえよ。けど、その王子はお前の元気な姿を見たいはずだ!!こんなところで死んでどうするんだよ!!」
女騎士「………!!」
ラズベル「俺はこいつのケガがましになったらシェイバーロンへ乗り込む!!文句あるか?」
ロイディオ「俺も行く!!ラズベル!」
ラズベル「そう言ってくれると思った!さすがは選ばれし者同士だ!」
バイキングの男「やっぱしお前らは本物の選ばれし者だ!俺も行くぜ!俺がさっき言おうとしてたのは、俺達でシェイバーロンの内乱を解決してやろうって話だ!」
勝気な少女「シェイバーロンの騎士達か……!あいつらはあたし達村人の平和を守ってくれとったんや!今度はあたしらが恩返しする番や!あたしも行く!あたしはキナンや!」
毒舌な少女「騎士っていうのは…、自分達のことしか考えず戦争を起こしては村人には迷惑ばっかりかける自分勝手なうっとうしい奴らよ。」
キナン「あんた!!また皮肉言うて!!シェイバーロンの騎士は……。」
毒舌な少女「でも、シェイバーロンの騎士は、そうじゃないわ!
彼らはわたし達村人を守るために自分達を犠牲にして戦ってくれてた!
それが今回、シェイバーロンを危機に陥れたんだと思うの……。
だから、わたしも行く。恩返ししたい気持ちはお姉と同じだから!!
わたしはキシュネ!よろしく……。」
キナン「キシュネ……。あんた…。成長したな。」
キシュネ「黒魔法ガンガン使って、魔法力あっという間に使い切って無能になるお姉より、白魔法の得意なわたしの方がきっと役に立つわ…。」
キナン「前言撤回や!!ボケナス!」
キシュネ「お姉、大人げないわ!バーカ!」
キシュネとキナンはいつも姉妹で喧嘩ばっかりしている。
ブン「とにかく、黒魔道士と白魔道士が仲間になってくれるのは心強いぜ!!」
ロイディオ「俺も魔法は使えるが光の魔法しか使えん。」
キナン「任せといてや!炎、風、雷の3色魔法と敵の守りを下げる魔法で絶対にお前らをサポートするわ!!」
キシュネ「わたしは、傷の回復、毒の治療、おばけを振り払う魔法で戦うわ。もっとも、お姉と違って無駄使いはしないけど!」
キナン「なんやと⁉︎まるであたしが何も考えんと戦うあほんだらみたいやんか‼︎」
ラズベル「どっちみち、お前らには俺達には無い特技を持っている!!
魔法力を無駄使いする黒魔道士、それは攻撃こそ最大の切り札の魔道士。
魔法力を節約する白魔道士、それは防御こそ最大の切り札の魔道士ってな!」
キナン「あんた、ええこと言うやん。気に入ったで!!」
キシュネ「その言葉。適当に言ってそうだけど…。その裏に深い意味がありそう。気に入ったわ…。」
バイキングの男「じゃあ、シェイバーロンに乗り込むのは選ばれし二人とオルデラン弁の姉ちゃんとその妹ちゃんと……。」
ラズベル「俺は選ばれし二人って名前じゃねえぞ?俺はラズベル!最強のデントラーだ!」
ロイディオ「俺はロイディオだ!!俺もデントラーだ。」
バイキングの男「おっと。わりいわりい。そりゃあ、名前があるよな!はっはっはっ!」
学ランの少年「え?今、デントラーって言った?」
ラズベル「ああ、言った。」
学ランの少年「ひえーーーーー!!」
学ランの少年はコープルにしがみつく!!




