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ダンジョン再挑戦

ーー ダンジョン攻略再開



次に日。

ダンジョンに再チャレンジだ。

転移陣で30階層の裏に出て階段を下る。


31〜33階層は炎系の魔物がで始めた、サラマンダーだ。

34〜36階層はサラマンダーに空からワイバーンが現れた。

 ワイバーンは火属性があるようで炎のブレスを吐いてきたが、「ブラビティ」で地面に落とすと問題なく狩れた。

37〜39階層はヘルハウンドが混じり出した、犬系は威圧すると抵抗を止めるので意外とやりやすかった。

40階層の階層主はイフリートだった。

 俺の氷魔法と魔法の撃ち合いをしたら、「アブソリュート・ゼロ」で凍りついた。


そのまま階下に向かうと、

41〜43階層で、キマイラが出るようになった。他はヘビ系の魔物と蜘蛛系の魔物だ。

44〜46階層は最深部記録更新だが、数が多くなったし状態異常を手段とする魔物が多くなった。

47〜49階層は突然水系の魔物が大きな湖と共に出てきた。

 毒を吐くカエル、氷の棘を吐く鉄砲魚のような魚、大ダコの魔物など収納したが食べれるのだろうか?

50階層の階層主はメデューサの様な石化と猛毒を持つヘビ女の魔物が現れた。

 俺の状態異常無効とは相性が悪かったのだろう、呆気なく首を切り飛ばされて討伐終了した。

ここで一旦戻ることにした。



ーー ギルドにて。


ダンジョンの外に出ると今回は朝だった。

大きく伸びをしながら太陽を見た、少し黄色い。


冒険者ギルドに入ると、意外と人が多かった。

買取カウンターで魚系の魔物を取り出すと、職員が驚いて

「これはダンジョンさんですか?」

と聞くので

「そうだ47階層からで始めた。」

と答えると、詳しい報告をと言われた。


別室で44〜50階層までの魔物分布を答えながら、一部の魔物を取り出すと。

「ダンジョンの記録更新です、おめでとうございます。」

と言うので

「まだ踏破してない、次は60〜70が目標だからそれでおおよその深さがわかるだろう」

と答えると何故わかるのですかと、逆に聞かれた

「知らない?・・ならいい。」

と話を切ってギルドを出た。



俺の出た後のギルドは、大騒ぎであった。

最下層に単独で潜っているのだ。

「信じられん。」

「まだガキだろ、嘘じゃねえのか。」

などとの声が飛び交っていた。


ギルマスはスラクションの街の話を耳にしていたので、

「お前らいいかさっきの坊主に絡むなよ。殺されても補償せんからな。」

と言うと部屋に戻っていった。

その場の冒険者は、ギルマスの言葉に生唾を飲み込んだ。

「やべーやつのようだ。」



ーー 休憩中のファースト。



宿に戻るとファーストは、惰眠を貪った。

2日後に目覚めると、大量の食事を平らげて街に繰り出した。


そして街中で前の街で一緒に行動した冒険者パーティー「神の羽」の女性3人に再会した。

「おや!ファーストさんじゃないか。今はダンジョン攻略中かい?」

とレイチェルが尋ねると

「ああ、あんたらか。そうだダンジョンだ、今度50から下に向かう面白いものがあった教えるよ。じゃあな。」

と答えて街中に消えたファーストを見送りながらマールが

「今、50から下と聞こえたよね。確かここはまだ43階層ぐらいまでが最高だったと記憶してるよ。」

と呟くとセシルが

「多分そう遠くないうちに踏破するんですよきっと。」

と納得の顔で呟く。

「踏破ね、単独で信じられねえな。」

とレイチェルが呟くのが、普通の感覚のようだった。



街中を散策しながらファーストは武器屋に顔を出していた。

「ここで一番丈夫で大きな剣を見せてくれないか。」

と店番に声をかけたファースト。

「あんたが使うのかい?その体じゃ持てもしいねえだろ。見せかけでなくて自分にあったもん探したらどうだい。」

と言う店番に

「何だここは鈍しか置いてないのか、他当たるよ。」

と言って出ようとしたら、奥から出てきた男が

「待ちな!俺の作った大剣を使えるならタダでやるよ。そこで待ってな。」

と言うと奥から台車に乗せた剣を持ち出した。

「これか。中々のモンだね。よっと。」

と言いながらその大剣を片手で持ち上げて、握りを確かめた。

「これを片手で簡単に!あんちゃん、豪のものだね。いいぜ気に入れば差し上げるよ名前だけ教えてくれ。」

と言う男に

「そおうか。俺はファーストだ。今ダンジョン攻略中だ、ダンジョンボスをこれで潰したら教えてやるよ。」

と言うと肩に担ぐようにして店を出ていった。

「世界は広いぜ、あの大剣を・・・ファーストと言ったな覚えておこう。ん?」

店の出口に袋を見つけ持ち上げ用としてその重さにビックリ。

金貨が500枚は入っていた。

「何だ買い取ってくれたのか。」

と言いながら男はまんざらでもない顔をしていた。



ーー ダンジョン踏破へ。



ダンジョン50層から下に移動しながらファーストは、ここが後20階層前後だと感じていた。

「この下はアンデッドとドラゴンだろうな。」

と独り言を言いながら散歩のように降りた51階層は、アンデットがひしめき合っていた。


51〜53階層はグール主体のアンデットが群をなして襲ってくる階層だったが、大剣を片手に振り回すファーストの前ではただの巻藁であった。

54〜56階層はレイスやゴーストたちが漂っていた。

 ゴーストはファーストの気に当てられると、何も出来ずに昇華してしまいただの散歩になってしまった。

57〜59階層でスケルトンとデュラハンが出始めた。

 デュラハンは剣技が巧みなアンデットだったので、ファーストは好んで剣で戦った。

60階層の階層主は、ドラキュラとリッチの組み合わせだった。

 不死のアンデットは、物理的攻撃がほぼ無効であり、魔法も巧みだったがファーストに有効な攻撃がなかった。

 ファーストは大剣に聖属性の魔力を纏わせると、それぞれの心臓を貫いた、灰になるアンデット達は何故か安らかな目をしていた。


さらに下に降りてゆくファースト。

61〜63階層で水系のドラゴン亜種が多く現れたが力技で狩り尽くす。

64〜66階層は土系と風系のドラゴン亜種で、守りとスピードであったがファーストの力には全く及ばなかった。

67〜69階層は炎系と闇系のドラゴン亜種で、魔法力を競うような魔物だったがレベルが二人分あるファーストの敵ではなかった。

70階層に降りると今までとは格が違う扉が現れた。

「ここが最下層か」

と言いながら扉を開けるファースト、扉が閉まるとそこには属性竜5体とアンデットのドラゴンが居た。

「豪勢じゃないか、嬉しいね。」

笑顔のファーストの姿がブレた、ブレスを吐く相手を見失った風と火のドラゴンは次に見たのが逆さまに映る自分の頭の無い身体だった。

2体の首を切り落としたファーストはその勢いそのままで、3体の属性竜を斬り倒し最後のアンデットは聖属性の大剣で斬り飛ばした。

その間5分とかかっていなかった。

「フーッ。」

息を吐くとファーストは、初めて汗を拭いた。

奥の扉が開き宝箱とダンジョンコアが見えた。

宝箱には、各属性の剣と鎧が入っていた。

ダンジョンコアを収納するとファーストは転移陣で出口に戻ったその時、ダンジョン内にアナウンスが

〜この初級ダンジョンは踏破されました。これから上級ダンジョンに変わります、外に出てください。〜

と聞こえると次々に中の冒険者を外に吐き出し始めた。

「まだ続きがあるのか。また今度来てやろう。」

ファーストはそう言いながらダンジョンから離れるのであった。


その道すがらファーストはあの武器屋に立ち寄って、宝箱の剣を渡して帰った。


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