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真っ赤な薔薇が散る様に  作者: いろは箱
3/6

今日も忙しいシスター

一人の人間の首が飛ぶ。首からは血が大量に飛び散り目の前のシスターは真っ赤に染る。あまりにも一瞬の光景に魔法使いに武闘家は止まっていたが血が飛び散り我に返る。


「アイススティング!」


魔法使いが氷の槍をシスター目掛けて放つ。シスターはそれを自身の武器で叩き落とす。2人の冒険者は恐怖で震えていたすぐに味方がやられたことで震えている訳では無い。こんな世界で人が死ぬのは当たり前だからだ怖いのはシスターの持っている武器である。魔導式チェーンソーその武器はシスターよりでかく相手を殺すより嬲る(なぶる)武器である魔法使いと武闘家は距離を取ろうとした時である


「こふっ……」 「ごはっ……」


2人の腹から刀飛び出るそのまま2人は倒れその後ろに人影があった。


「………………」


鎧にガスマスクを身につけ手には刀に背中には大きなリュックにマシンガン。ディスシティでは有名な傭兵「重装歩兵」である。ガスマスクから盛れる息の音、目の前で血を拭い顔を拭くシスター傍から見れば異様な光景である。重装歩兵がマシンガンを手に取ろうとした時シスターのティミアが走り出すその小柄な見た目からは想像できない速さでチェーンソーで切り掛る。重装歩兵はそれを躱さず腕で受け止める重装歩兵の鋼鉄の鎧に刃物は愚か弾丸さえ通さない普通の刃物なら。


「いただきます♡」


ブォン!と音と共に魔導式チェーンソーが唸り出すたちまち刃が回転し火花を散らす重装歩兵も素人ではないが避けることは出来ず片腕はもう地面の上である。重装歩兵はマシンガンを放ち距離取ろうとする。ティミアは走り銃弾を避け物陰に隠れる。


「アッハハハ、貴方は凄いですねでも幸福を知らないようですね。」


重装歩兵はその問いに何も答えずマシンガンを構える。


「貴方に幸福を教えたいですが他にも迷える人達がいるみたいです」


「それにお腹がすきました♡」


重装歩兵はその声を聞いたあとマシンガンを下ろすティミアはもうどこかへ行ったあとだった。

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