NIGHT ANTHEM
今日この街から お引越しするの 寂しいけれど
みんなが手を振って 泣いてくれたけど 私は行くわ
それでも 心は自由 瞳を閉じて 僅かばかりの時を
感じていたい もう直ぐ針は 止まってしまうけれど
消えていく この星からは 沢山の夢 ありがとうの旅
大切な人 さよならなんて 言わないけれど 愛していた この世界を
今日この街から 抜け出してみよう 楽になるかな
眠れぬ 夜は独り 耳を塞いで 蹲っていた
誰かに 強く抱かれて 口付けされて 必要とされていたい
そして最後は せめて人として 時を止めたいけれど
優しいはずの 月が眩しい もう戻れない
宙を舞う 願い
風は囁いて この痛みさえ 夜に溶けていく
忘れないでね 忘れないでよ 哀しみよりも 寂しさよりも
陽が昇る朝 照らされた街
僕等がいたこと 君の心に刻んでほしい
そして またいつか その名を呼んでね