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NIGHT ANTHEM

作者: 森下冬子

今日この街から お引越しするの 寂しいけれど


みんなが手を振って 泣いてくれたけど 私は行くわ


それでも 心は自由 瞳を閉じて 僅かばかりの時を


感じていたい もう直ぐ針は 止まってしまうけれど


消えていく この星からは 沢山の夢 ありがとうの旅


大切な人 さよならなんて 言わないけれど 愛していた この世界を


今日この街から 抜け出してみよう 楽になるかな


眠れぬ 夜は独り 耳を塞いで 蹲っていた


誰かに 強く抱かれて 口付けされて 必要とされていたい


そして最後は せめて人として 時を止めたいけれど


優しいはずの 月が眩しい もう戻れない


宙を舞う 願い


風は囁いて この痛みさえ 夜に溶けていく 


忘れないでね 忘れないでよ 哀しみよりも 寂しさよりも


陽が昇る朝 照らされた街 


僕等がいたこと 君の心に刻んでほしい


そして またいつか その名を呼んでね


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