亜人、特にエルフの排泄事情
ドワーフが語るネタがほとんど無かったのでエルフメインでお送りします
人間を書いた後はエルフの排泄事情になるのだが……森に住んでるんだから堆肥で良いじゃん?と思った人は、どちらかというとリアル方面の知識が不足している。
この与太ではテンプレ的エルフ、つまり自然を愛し森で暮らしているエルフを扱っている。
(都市作って済んでいるようなエルフは人間と同じ考察で良いし。エルフって大体魔法に優れてる設定だから、大部分加熱式なんじゃないかな?)
「自然を愛している」
ここ重要。自然を破壊するものは許さないのがエルフなのだが、人類が行った最大の自然破壊は農業である。
(森を切り開いて農地にしたり焼き畑農業したりする人間をエルフがどう見ているか想像してみれば良い)
つまりエルフにとって農業は自然破壊に他ならず、その自然破壊に使われる堆肥を作るはずがないのである。
「自然とともに暮らす」
がエルフの定番だが、逆に言えば森のキャパシティの中で生きられる程度の個体で暮らしているということになる。
つまりサルの糞が自然破壊にならないように、エルフの排泄物も自然界で吸収できる程度の量で収まっているのではないかと思われる。つまり野糞で済む個体数なのだろう。
村レベルのエルフはそれで済むとして、エルフは文明を持っているのである程度の人口密集地帯もある。そこの排泄物がどう処理されているかということになる。
有力なのは魔法で処理しているであろうか?
エルフは大抵知能が高い設定であり、公衆衛生の概念はある程度理解していると思われる。少なくとも市街地で排泄物放置するような真似はしないであろう。
となると何かしらの魔法で排泄物を処理してしまっているという可能性が高い。魔法生物に処理させているも考えられるが、なんにしてもほとんどの個体が優れた魔法使い設定なのが基本のエルフである。排泄物は魔法的な何かで処理していると考えるのが妥当だろう。
エルフが自然を汚すわけがないので、水洗式も考えられないとなると(大量の排泄物を水に流したら川が汚染されてしまう)自然のキャパシティを超えた分の排泄物は魔法で処理していると考えるべきである。
ドワーフについても軽く触れておく。
一般的なドワーフは鉱山で金属の加工をしているという設定だが、その設定上加熱は得意である。
鉱山で排泄物を適当に処理する方法が他にないことも考えると、加熱式で処理していると考えるのが妥当だろう。
エルフは農業嫌い。覚えておくと良いかも?
次はいよいよダンジョンに住んでいるオークあたりを扱う予定。
こんな与太読んでる人がいるのかどうかは考えないようにしよう。