戦争開始!!
シルク
クロロと同じく少将。物体増殖の能力を持つ。眼鏡を掛けていて、髪は虎のよう。
「大尉以下の皆、それと自主的に参加してくれたそれ以上の皆、おはよー。昨日はよく眠れたか~?なんて。」
ようやく今日が戦争だ。いまは決起式?みたいな感じで皆集まってガロロンのお話を聞いている。…こういうやつはすっげぇ長くなるのが普通だけど…違うと思うな。ここでは。
「まぁ…うーん…うん、皆~頑張ってね~。終わります!皆各自の部屋に戻っててもいいよ。」
な、早いだろう?まだ入って一ヶ月ちょいなのにボスの性格が分かってきた。
大尉以上の奴はあんまりいなかった。…そりゃ怖えよな。戦争だもの。四天王ですら全員いなかった。といってもバルカンだけだったけど。怖じけづいたとは考えづらいな…?なにかあったのか?……て言うか部屋に戻れって…部屋で何すんだよ。
「敵の所に直接行くらしいよ」
ホルムがいつの間にか戻ってきてた。なるほど…敵のとこ迷惑だろうな~上が。
ピンポンパンポ~ン
皆~行っくよー。準備なりなんなりしてさっきのホールに集合してね。
おおう…もう集合か。展開が早いな今回は。
それから俺達は瞬間移動の能力を持つ奴に敵地まで送ってもらった。楽だった。めっちゃ楽だった!そして今、地下にいるんだけど…あ、ここの軍はパスワード式だったから…なんか解析班みたいなのがゴチャゴチャやってくれた。それより…
「よぉ!!敵軍諸君!!俺はサターン!!よろしくな!」
なんだこの中年…しかも一人で!?馬鹿か!?
「おーい皆~雑魚は俺達に任して、先行きな~」
と、クロロが挑発的に言った。まぁ…最初は結構弱いよな。ポ◯◯ンみたいに。んじゃ、行くか…
「おおっと、オーバー君は残れよ」
何でだよ!?何っでだよ!?意味わかんねぇよ!?
「はいはい、怒るよりもナレーションナレーション。」
っっっ!!!!!……のやろ本気で殺すぞ……?と、この日初めて俺は本気で殺意を覚えた。クロロの一言でサターンが切れると同時にクロロ他大尉以上の実力者達以外が次のステージ?に移動した。…達って言っても二十人程度だけど。
「オォイオォイ…雑魚って誰のことだ?」
クロロが頭を傾げて
「ん?あんたしか居ないだろ?」
と、火に油を注ぐことを言った。
「はい皆殺し決定~!!すぐ殺す~!今殺す~!今すぐ殺す~!!グラビティ!!!!」
と言ったっ!?……ぐっ…!?……なん…だ……?
「おっ……も!!」
「おいおいオーバーって言ったっけ?…こんなんでへばってもらっちゃ困るぜ?」
……?誰だ……?ぐっ……いや俺まだ入って一ヶ月だし……!
「おっと!挨拶が遅れたな!!俺はシルク!!よぉろしくぅ!!」
よろ……しく…じゃ……ねだろ……!
「はぁ…それじゃ喋れねーな…んじゃ…」
「おい!お喋りしてる場合じゃねぇだろ…?」
や…べ……敵…が……
「死ねやァ!!」
ズドン!!
ぐっ!!……ん?…あれ?戻った……?確か…敵が近づいてきて……俺殺されたと思ったんだけど?
「よぉ!!やっと喋れるか?進みながら話そうや!」
「いや何が起こったんだよ!!先ず周りをっ……!?」
俺は腰を抜かした。マジで。だって目の前で……敵が串刺しになって死んでるから。…まさかこいつが殺ったのか?そんな馬鹿なだよ……ここまでやるか?殺すことないだろ……っ
「「いや死んでない死んでない」」
「うわぉい!!」
つい変な声出しちまった!!まぁそりゃ変な声もでるわ!!さっき死んだと思った敵と一緒に突っ込んできたんだからなぁ!!
「ふぅ……ガハッ!!死んじゃいねぇけどなぁ…俺はもうギブだ…そんなキレキャラじゃないんだよ俺は」
どこがだ。殺すとか直ぐ言ってたじゃんか…てかよく喋れるな、それで。
と言うわけで俺達は次のステージ?に進むことにした。……あいつマジ噛ませ犬。
「やっとついた……っ!?」
おいおいおいおい…マジかよあり得ねぇだろ!?急展開過ぎる!!
「あーらら~サターン奴、やっぱ直ぐやられてやんの~ひゃは♪」
俺達が見た光景は異様だった。……ちょっと喋ってただけだぞ?少し離れてただけだぞ?なのに…
さっき進んでいった奴らが皆血まみれになって倒れていた。
すんません!!すんません!!本っ当にすんません!!タイトルを近いうちに換えようと思います!!ジャンルも!!