アオハル交差点
夕暮れの教室――悠真、美咲、里奈、そして美月は、放課後の課題を終えた後も少し残って話をしていた。
美月はふとにやりと笑いながら、二人を見つめる。
「ふふっ、二人とも、まだ気ぃついとるじゃろ?」
美咲は少し赤くなりながら、心の中でつぶやく。
(……悠真くん、やっぱり優しい……でも、里奈とも近いんよな……わし、どうすればええんじゃろ)
里奈も照れながら心の中で思う。
(……美咲も悠真くんのこと考えとるんじゃろうな……わしも焦らんでええんじゃけど……)
悠真は二人の揺れる心を感じ取りつつ、誠実に行動する。
「……二人とも、無理せんでええぞ。わしは友情も恋も大事に思っとるけぇ」
その瞬間、三人の距離は微妙に縮まる。手が触れそうな瞬間もあり、胸キュンの波が再び教室に広がる。
美月はにやりと笑い、ライバルもそっと影で観察する。
(……ふふっ、青春の波はまだまだ終わらんのう……)
夕陽が教室の床に長い影を作り、そよぐ風が髪を揺らす。
三角関係の甘酸っぱさと切なさ、友情の温かさが混ざり合う時間――
青春の波は、今日もそっと交差しながら続いていくのであった……




