誤解からのトキメキ♡
放課後の校庭――悠真、美咲、里奈は並んで歩いていたが、少しのすれ違いが胸の奥に小さな波を立てる。
美咲はつい、里奈の笑顔に目を向けてしまう。
(……悠真くん、里奈と仲良さそうじゃのう……わし、ちょっと嫉妬しとる……でも焦ったらあかん)
里奈も心の中でつぶやく。
(……美咲、悠真くんのこと考えとるんじゃろうか……わしも焦らんでええんじゃけど……)
悠真は二人の微妙な心の揺れを敏感に感じ取り、にこやかに声をかける。
「……二人とも、無理せんでええぞ。わしは二人とも大事に思っとるけぇ」
その瞬間、ちょっとした手の触れ合いや偶然の距離感が、胸キュンの瞬間を生む。
美月は遠くからにやにやと観察しており、ライバルも影で様子を見守る。
「ふふっ、青春の波はまだまだ続くのう……」
二人の存在が、三角関係の微妙な揺れをさらに引き立てる。
夕陽が校庭に長い影を作り、そよぐ風が髪を揺らす中で、三人の心は少しずつ近づきつつも、微妙な距離感を保つ。
誤解は小さくても、心の胸キュンは大きく膨らむ――
甘酸っぱい青春の時間は、今日も三人の間でそっと揺れ続けるのであった……




