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晴れの国で、恋をした  作者: 櫻木サヱ
微妙な距離と誤解の波

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恋の試練

週明けの学校――悠真、美咲、里奈の三人は、昨日までの微妙な距離感を保ちながら登校していた。

しかし、思わぬ形で小さな誤解が生まれる。


休み時間、教室の窓際で二人きりになった悠真と里奈。

「……里奈、昨日のこと、ちゃんとフォローできたかのう?」

悠真は真面目に心配しながら話しかける。


里奈は少し頬を赤らめつつ微笑む。

「うん……悠真くんのおかげで、落ち着いたけぇ……でも、美咲のことも心配じゃ……」


その様子を、たまたま通りかかった美月がちらりと目撃。

(……おやおや、二人きりか……美咲が黙っとると焦るかもな……)

にやにやしながら小さな策略を思いつく。


次の瞬間、美咲が教室に入ってくる。

「……あれ?悠真くんと里奈、二人きりじゃん……」

美咲の胸の奥に、小さな嫉妬と切なさが芽生える。

(……なんか、誤解しちゃいそう……でも、焦ったらあかん……)


悠真は二人の微妙な視線や心の距離を敏感に感じ取る。

(……わしのせいで、心が揺れとる……でも、誠実にせんとな……)

悠真は少し距離を置きつつ、二人に安心感を与えるよう心がける。


里奈も心の中でつぶやく。

(……美咲、怒っとらんじゃろうか……でも、悠真くんは誠実じゃけぇ……)


教室に吹き抜ける風が髪を揺らし、午後の日差しが窓から差し込む。

三角関係の微妙な距離感、誤解、嫉妬――

すべてが甘酸っぱく、切ない胸キュンを生む。


美月は木陰からにやにや観察し、さらに小さな波を立てる計画を練る。

(……ふふっ、三角関係の試練、これから面白くなるのう……)


悠真、美咲、里奈――

それぞれの心は揺れ動き、青春の甘酸っぱさと切なさがさらに濃密になる――


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