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晴れの国で、恋をした  作者: 櫻木サヱ
恋の進展と友情・ライバル絡み

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微妙な波

川沿いのカフェに向かう途中、美咲と里奈、悠真の三人は笑いながら歩いていた。

でも、美咲の心の中は微妙にざわついている。


(……悠真くん、里奈のこと気にしとるんじゃろうか……わしも近くにおりたいけど、焦ったらあかん……)


里奈も同じように、悠真の横顔をチラリと見て心の奥でドキドキしていた。

(……美咲も、悠真くんのそばにおりたいんじゃろうな……わしも負けんように、そばにおろ……)


そこに、少し離れた場所からライバルキャラが現れる。

「おやおや、楽しそうじゃのう……」

にやにやしながら三人の様子を観察するその視線は、微妙な圧力と緊張感を生む。


悠真は少し気づき、微笑みながらも誠実に二人を気遣う。

「……美咲、里奈、今日はええ時間過ごそな」


美咲は心の奥で小さくほっとしつつも、ライバルの存在に少し緊張する。

(……ライバルか……悠真くんの気持ち、揺らさせんようにせんと……)


里奈もまた、悠真の手の届く距離にそっと近づく。

川沿いを吹き抜ける風が、二人の髪をそっと揺らし、甘酸っぱさと切なさを強める。


「……ふふっ……あんたたち、まだまだ青春劇じゃのう……」

美月は木陰からにやにや観察し、楽しそうに笑う。


三角関係とライバルの視線が交錯する中、悠真、美咲、里奈の心は微妙に揺れる。

夕陽が川面に映るオレンジ色の光、長く伸びる影――

その光景は、甘酸っぱく切ない青春の時間をさらに濃密にしていく。


「……でも、わしは二人とも大事に思っとる……焦らず、誠実にいかんとな……」

悠真の心の中の誓いが、三人の距離感を少しずつ整理していく――


川沿いのカフェまでの道のり、微妙な距離感、甘酸っぱい視線、そしてライバルの影――

青春の三角関係は、まだまだドキドキの連続で、誰の心も揺れ続けるのだった。


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