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晴れの国で、恋をした  作者: 櫻木サヱ
恋の始まり、方言まじり

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39/68

それぞれの想い

悠真からの「ごめん」を聞いた後、校庭には静かな時間が流れる。

美咲は少し俯き、胸の奥でぎゅっと何かが締め付けられるのを感じる。


(……やっぱり、わしの気持ちは届いたんじゃ……でも……応えられんのは、仕方ない……)

涙がじんわり滲むけど、美咲は少し笑みを浮かべる。

(……これで前に進める……悠真のためじゃなく、わし自身のために……)


一方の里奈も、少し寂しそうな表情を見せるけれど、胸の奥で何かが整理されていく。

(……悠真くん、誠実に向き合ってくれた……ありがとう……わしも前に進まんと……)

小さく頷き、夕陽に染まる校庭をゆっくり歩き出す。


遠くで美月は二人の背中を見つめ、微笑む。

(……みんな、少しずつ強くなっとる……これが友情の力じゃな……)


美咲も里奈も、それぞれの想いを胸に、未来への小さな一歩を踏み出した――。

悠真への恋心はまだ少し残るけれど、切なさと胸キュンの余韻を抱えつつ、三人は少しずつ成長していく。


夕陽が沈み、校庭に影が長く伸びる中、三角関係の火花は一旦静かに落ち着く――。

でも、物語の甘酸っぱい余韻は、まだこれからの展開に続いていく……。


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