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晴れの国で、恋をした  作者: 櫻木サヱ
恋の始まり、方言まじり

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15/35

不意打ちの恋敵

放課後の商店街、オレンジ色の夕焼けが街を染める中、

美咲は悠真と並んでカフェのテラス席でタピオカをすすっていた。


「なあ、これめっちゃうまいな!」

「じゃろ?ここのん、岡山でいっちゃん人気なんじゃけぇ」


無邪気に笑う悠真の横顔を見つめながら、

美咲の心はドキドキでいっぱい。


──でも、突然の声。


「悠真〜!偶然ここにおったんじゃな!」


振り返ると、黒髪ロングで清楚系の美羽みうがにっこり笑って立っていた。

幼なじみで、悠真とは昔から仲良し。


「美羽!?なんでここに…」

「偶然よ〜、今日は部活休みじゃったけぇ」


自然に悠真の横に座る美羽。

美咲は思わずカップを握りしめた。


(……なんで、そんな自然に座れるん……)


二人の会話は楽しそうで、笑い声が響く。

美咲は焦りつつも、負けじと笑顔を作った。


「へ〜、仲ええんじゃな〜。初恋とか?」

美羽の目が一瞬だけ鋭くなる。

悠真は完全鈍感に「え?昔からの友達よ」


放課後、友達の彩香にこのことを話すと、

「ほら〜、ライバル登場じゃん。ここから駆け引き開始じゃな!」

美咲は悔しいけど、ちょっとワクワクしていた。


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