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できるようになったらで

作者: 朝焼 悠

自分の余裕がないとき

自分のことしか

考えられなくて

見えなくて

当然で


その期間が

長いか短いか

人によって

変わってくるのも

当然で


だから自分のこと以外

見えない

考えられない

そんな嵐の時期が

過ぎたあと


できればで

きっといいから

今いる場所を

周りを

確認してみたらいいのかなって


自分のことしか

見えなくて

考えられなかった

それなら孤立しているかもしれなくて


でも

顔を上げたとき

ずっと

心配してくれていた人が

見守ってくれていた人が

手を握っていてくれた人が

いるのかもしれない


それは

甘くて

都合の良い

夢ですらない

妄想の類なのかも

しれなくても


ただ

顔すら上げられず

自分がどこにいるかも

わからない暗闇の中

歯を食いしばり続けていた時間に

嘘はないから


落ち着けたら

できるようになったらで

いいと思うから


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