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スリー・カラー・ライフ  作者: ひろすけ。
6/6

Day2

【Day2】


 あんなに昨日、変なことがあったにも関わらず、目覚めがいい朝だ。

「ふぁ~…。よく寝た」

我ながら、変わった特技だろうこの“何が起きても理解が早い”というものは。さてと、あの二人はどうしているかな。二人そろってまだ寝ていた。…というより私が早く起きすぎた可能性は否めない。

「親子を見ているみたい」

小さい私と未来の私がいい感じにアレしてまるで親子みたいに仲良く寝ているのだ。え、そんなのずるくない?混ぜてほしいところだけど、我慢我慢。

 ここで、日課であるカレンダーの確認と行こうじゃないか! 最近見ている配信者に影響されてか、似たような喋り方になっている。これが外で出ると大変恥ずかしい…。

「今日は…っと、あ!今日この後サークルの集まりあるじゃん!」

忘れていた。いや、忘れていたというよりもどこかに置いてきてしまっていた。昨日あんなことがあったからに違いない。そんなことよりも、時間がまずい。大学の近くに引っ越したのが裏目に出て、この街の電車のことを理解していない。

「と、友達に教えてもらおう…。朝ごはんはそこのカフェ入るとして、この二人のは…」

すっかり自分のことだけ考えていたが、この二人の朝は何にすべきだ?

よし、とりあえず、置手紙をしておこう。


――――二人へ。急遽・・・というかさっき思い出した予定があるので、二人の朝ごはんは出前を頼んでみました。お金の心配はご安心を。

注)二人はあくまで私の姉妹っていう設定だからね!----


「あのふたりどうしてるかな…。」

そんなことを考えながら、友達と一緒に行くために最寄り駅の中に入っている某カフェチェーン店で軽い朝食をとっている。

「こんな朝ごはん、前までの私は想像もしてなかっただろうな」

そんなことをしみじみ感じながら食パンをぱくり。うま。うまうま。

本当は、ソフトクリームの載ったメロンソーダを飲みたいところだがまた今度。


09:50 いい時間だ。そろそろかな。

私は、すでに待ち合わせ場所であるポツンとある時計に到着した

「お待たせ~」

お、来た来た。

如何にも東京ガールな、甘い匂いよりも柑橘系の爽やかな香りが漂ってきそうな女の子。

それが、私の友人「笹野咲楽ささのさくら

どうみてもお洒落な彼女が、私とどう友達になったか、お互い覚えていないが、いつの間にか意気投合していた。

「電車のことなら任せなさーい!」

おおーと言ってみると、茶化すんじゃないよと言われたが本当に頼もしい。まぶしいぐらいだ。


シャリーン

スッ チャカ スカ

咲楽の電子決済の音に紛れて自分の切符の通る音がする。うーむ早く自分もアレにしなきゃだな。


ガタンゴトン ガタンゴトン

地元では実際こんな音を立てて電車が走っている。でも東京はスーーーーーーーだ。なんて静かさ。


電車に揺られているうちに、目的地に着いたようだ。

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