表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

アウト!セーフ!たいほのメテオ!

作者: けにゃタン

私はバッティングセンターにいるキャッチャーの

田村 たむら でございます。


このバッティングセンターは繁盛していて強打の列で

初見が入る余地がない店であった。


しかし、最近は何故か客数が激減していた。


その理由を隣のお店の吉岡 たわむろう さんに聞いてみることにした。


「なぜ?あの店は繁盛してないのですか?」


と質問すると、吉岡は質問を投げ返した。


「ここに、お味噌汁があるだろう?

具が無ければ味気がない!

わかるだろう?

あの店が繁盛してないのは、そういうことだ!

しかし、今に繁盛する!」


吉岡は質問者を追い出すと逃げるかのように店を閉めた。


確かにあの店をよく見るとバッティングセンターなのにバッティングする人しかいない。


私は吉岡の質問に妙に納得したので、その店を観察することにした。





数時間後、店が突然潰れた!


いや、正確に言うと隕石が落ちて潰れてしまったのだ!

しかも、煙を上げていたが周りは無傷であった。


煙が落ち着いて見ると、その理由が私は分かってしまった。


なんと、キャッチャーの田村が隕石をキャッチしていたのだ!


だが、それは隕石に見えた野球ボールだと私は気づいてしまった。


上空から沢山のボールが降り注ぐ、しかし、田村は高速で動き全てをキャッチしていた。


私は上空をみると、上空には空を飛んでいた吉岡がいた。


吉岡がバッティングすると田村にひたすら打ち続けた。


転がるボールを私は拾い吉岡に投げると吉岡は田村に打ち返した。


魔のトライアングルが成立するとトライアングルの中央から監督らしき人物が登場し始めた。


監督はセーフ!アウト!よよいのよい!と無差別に連呼し始めたが

何も規則性が無かったー!


すると私たちは見る見るうちに裸になり

通報され逮捕されてしまった。


逮捕されるとトライアングルは消え監督は消えるように地面に溶けていった。





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ