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薫ちゃんの秘密

本日2回目の投稿です。

読む順番お間違えのないよう宜しくお願いします。

ファミレスにつくと背番号再配布が決定したこととゆかりさんのお陰で丸く収まったことを薫ちゃんに伝えた。


「ほんとですか!マジでよかったです!ってか流石ゆかりさんですね。ほんと尊敬しちゃうなぁ、、、」


薫ちゃんに裏のゆかりさんを見せてあげたい。こんな純粋な子騙してるんだからなぁあの人。


「ほんと助かったよ。今日は俺が奢るし何でも頼んでよ」


「ほんとですか!やったぁ!じゃあ失礼して、、、あ!店員さん!ミックスグリル、春巻き、唐揚げ、山盛りポテトフライ、チャーハン大盛り、食後に杏仁豆腐と抹茶のケーキお願いします」



ん?俺は唖然としていた。普段少食でご飯食べるのが誰よりも遅い薫ちゃんが有り得ない量を注文したのだ。


「えっと、、、そんな食べんの?いや金はあるし構わないんだけどさ、、、」


「あ!ごめんなさい嬉しくてつい。部活の時大食い隠してるんですよね、何か恥ずかしくて」


「でも毎回食べるの遅くしてるのはなんで?」


「あー僕結構な早食いであんな量3分もあれば食べれちゃって後々お腹減ることわかってるんで1口1口ゆっくり食べてるんですよ。この事は2人の内緒でお願いします」


「お、おうそれは大丈夫よ」


程なくして料理が来るとデザート含めてわずか20分であの量を食べてしまった。運動部は食べるヤツ結構いるけどこんなに食べる人は初めて見た。


「それと僕から話があるんです。ずっと悩んでて今まで誰にも相談出来なかったことなんですけど言いですか?もしかしたら引かれちゃうかもですが、、、」


「ん?大丈夫よ。何言われようと引くわけねーだろ。人それぞれ色々あるだろーよ」


「ありがとうございます、じゃあちょっと着替えて来ますね」


「ん?わかった」


なんで着替え?考えてもわけがわからなかった。


数分後トイレから戻ってきた薫ちゃんを見て息をするのも忘れて見とれてしまった。彼はスカートを履いて男子という事を忘れさせてしまうほど綺麗な格好をしていた。


「えっと、、、そんなに見られると恥ずかしいんですけど、、、」


「あ、ごめん、、、悩みっていうのはえっと女装趣味ってことなのかな言い方悪かったらごめんね」


「いえ、全然大丈夫です。まぁ含めてって感じです。小さい頃からお母さんや近所のお姉さんに女の子みたいで可愛いって言われると何故か嬉しくてそれから何かと女の子っぽく振舞ったりしたりすることが増えてって感じです、、、性同一性障害って言うみたいですね世の中だと。だからさっきあった時女の子みたいって言われた時嬉しくて、変ですよねこんなの」


「別に他人の事に俺は口出さないし本人がそれでいいと思ったらそれでいいんじゃないかな?他の人は気持ち悪がったりするかもだけど少なくとも俺はそんな目で見ないよ。でも野球部で大丈夫なの?着替えたりする時意識しちゃうんじゃないの?」


「やっぱり優しいですね天谷さんゎ。ありがとうございます。あーまぁ気にしてはいます。だから極力トイレ使って着替えてますよ。これからは天谷さんの陰で着替えよっかな」


その格好の笑顔やめてくれマジで目覚めかけるから。


「はいそこちょーしに乗らない、まぁ何かあったらまた言ってくれよ。じゃあ着替えてきたら?その姿見られたら流石にまずいだろ?」


「いえ、今日はこの格好で帰ります。ほらちゃんとカツラも持ってきてますから!」


「もしかして普段から学校終わった後とか普通に町歩いてたりする?」


「はい、何度か天谷さん見かけてますよ」


「まじかよ!気付かねーな流石に」


気づくわけもない。いつもは黒の短髪なのに今は茶が混じった黒髪のロングだもん。ってか人ってほんとわかんねーな、、、今俺の前にいるのほんとに薫ちゃんなのか?そんな風に思ってしまう。今の薫ちゃんはヒールも履いて若干背が高く格好も大人びていて二三個年上に見えるレベルだ。


「まぁですよね、じゃあ家まで送って下さいね王子様」


「誰が王子様だよ、しゃーねーな」


その後ファミレスから出て薫ちゃんの自宅の前まで送った。途中手繋ぎましょうよとかふざけたことを言ってきたので軽くあしらっておいた。


「すっかり遅くなっちまった、、、もう23時じゃねーかよ流石に静も菜華ちゃんも寝たかな」


音を立てないように静に戸を開けると、、、


「遅かったじゃない純一さん今日はどちらに?」


「え、えっと何その口調、、、」


「そーですわよ純一さんどちらに行かれてまして?」


「ゆかりさん!?なんでここに!?」


「そ、そーだよじゅんにぃあの美少女誰!」


「菜華ちゃんまで、、、」


でも最後の菜華ちゃんの言葉で何で3人が問い詰めてきたのかわかった。薫ちゃんを女の子と勘違いしてるらしい。まぁあれはするよな、、、


「野球部の後輩とご飯行ってきて何が悪いんでしょうか」


こう返すしかなかった。


「はぁ!?あんた嘘つくにももっとまともな嘘つきなさいよシバくわよ」


シバくわよ言う前に蹴り入れてるじゃないですか、、、


「あのねぇ純一君野球部のマネージャーは私一人なんだけど?勝手に増やさないで貰える?」


「あーもー!あれは薫ちゃんですよゆかりさん!」


「は?林君?んなまさか。あのねぇいくらあの子が女の子っぽく見えてもその言い訳は苦しいかな」


苦笑いで答えるゆかりさん。この際証拠突き付けるしかなさそうだ。


「じゃあ薫ちゃんに自撮り送ってもらうんでちょっと待ってて下さい」


「そこまで言うなら待とうじゃない」



すぐさまRINEについてる通話のボタンを押して薫ちゃんのアイコンをタップして電話をかけた。2コールもしないうちに薫ちゃんは電話に出た。


「もしもし薫です。どうしたんですこんな時間に?」


「突然ごめんな、さっきの女装の自撮りとかってないかな?あったら写メ送って欲しいんだけど」


言って気付いた。しまったぁ!!なんの説明もせず写メくれとか相手にどんな不信感与えるかわかったもんじゃない。


「えぇっと別にいいですけど、もしかして僕に惚れました?」


「それはないから安心しろ」


「はぁ!?ちょっと傷付きましたよ今の!まぁいいですけど!今送りました!勝手におかずに使うなりして下さい!」


「おい!変な誤解を与えるようなこと、って切れてるし、、、」


「「純一(君)」」


「じゅんにぃも大変そうだね、、、」


「なんでお前らから冷たい目線貰わなきゃいけねーんだよ!ほらこれが証拠だって、、、ごめん、これ見せられないわおやすみ」


あのバカなんでこんな肌露出してる写メ送ってくんだよ普通にさっきの清楚っぽい写メでいいじゃねーかよ。


「静、菜華ちゃん」


「「御意」」



ゆかりさんの掛け声に合わせて北原姉妹に羽交い締めにされゆかりさんに携帯を取られてしまった。


「これマジで林君なの?私と変わらないぐらい可愛いんだけど」


自分を比較対象にするのいい加減やめませんか、、、


「どれどれ見して!うわ、エッロ、、、ってかめちゃくちゃ美少女じゃん!これ男の子には見えないわ、、、菜華は刺激強すぎるからダメね」


「なんでよおねぇのけち!」


「わかってもらえたか?ファミレスで飯食ってたのは自分が性同一性障害でっていう悩み相談だったんだよ。この事はここにいる4人の秘密な。それだけは約束してくれ」


「わかったけど、、、」


「まぁ理解したけど」


「写メ見てないけど、、、」


「「「また1人増えた、、、」」」


バカ3人の相手するのをやめて俺は自室に戻って明日の準備をして寝ることにした。寝る前さっきの写メを見直して弾道が上がったことは内緒にしておきたいと思う。



最後のサブヒロイン?の登場です。

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