静の手料理
短めです
ドキドキの同居生活2
「はぁ静のこと考えていたら全然寝れなかった…」
だってひとつ屋根の下に好きな人がいるなんて考えたら寝れるわけないでしょ!
「じゅんにぃ起きてる?」
「あー起きてるよ朝飯はパンがキッチンにあると思うから食べてね」
「わかったー。おねぇも起きてるし早く準備してリビングきてねー」
「はいはい」
あれ?なんとテーブルにはパンではなくてご飯と味噌汁と焼き魚などが置いてある。純一家は両親が共働きで忙しいため滅多に手間のかかることをしない。
「これ?静が作ったの?」
「そ。家に泊めさせて貰ってるんだからこのぐらいするわよ。早く食べちゃって。後一緒に家出て登校してるとこ他の人なんかに見られたら変な勘違いされるからあんたは時間置いてきなさいよね。」
「あー…そーだねわかった。」
勘違いでもいいから静と付き合ってるとか思われてーよ…毎回犬だとか下僕だとしか言われねーんだもん。
「なに残念そうな顔してんの気持ち悪い。」
「いやいやそんな顔してないって」
どうやら表情に出てたらしい。ってか静は俺が好きだってことわかってないのかな。結構アプローチ的なのはかけてるはずなんだけど…
「おねぇはにぶいからわかんないよじゅんにぃ」
「人の心を読まないで」
「はーい」
朝飯を各自たべ終わったあと静となのはちゃんが先に出て俺は少し遅れて学校に向かった。