紅白戦
「うぃーっす」
俺とタカは学校についてクラスに入った。
「おはよー静」
「ん、おはよ」
付き合っても静は静だな。
「んだよ北原付き合ったんだかんんんんん」
「ちょっときて!」
俺内緒にしとけって言ったのに、、、タカは静に教室の外に連れ出されていった。俺もあとをつけてみようと思う。
「何すんだよ北原、いてぇよ」
「ばか!クラスの人にばれたら恥ずかしいでしょ!今まで散々犬みたいに扱ってたやつと付き合ってるとか知れ渡ったらなんて言われるかわかったもんじゃないわ!」
犬みたいって、、、まぁそんな感じだったけど、、、
「別にいいじゃねーか。他の奴らはそういうプレイだったんだなって思ってくれるよ」
にやにやしながら話すタカ。あ、これ蹴られるぞ。ほらやっぱり、、、
「いってぇ!!冗談だろ!!」
「あんたの脳腐ってんの!?そういう発想にならないから普通!なんか照れ隠しでそういう対応してたとか思われたくないの!」
「ったく面倒なやつだな!なぁ純一!お前こんなののどこがいいの?っていったぁ!!なんで純一まで蹴んの!?」
「あのねぇ…まず声がでかい、、、そりゃ彼女悪く言われていい思いする彼氏いないだろ」
「あらぁ朝からお熱いですことねぇ純一さん、北原良かったやんこんな彼氏ができて」
「うっさい!」
再び静の蹴りが炸裂するもタカはそれをひょいと交わす。
「じゃあ俺先戻るからお二人でイチャイチャしてからきなよバカップル!」
笑いながら逃げるタカ。あんまからかうなよ俺も恥ずかしいんだから。
「相変わらずねあいつわ」
「そーだな、俺らも戻ろ」
「うん」
4時間目は男女合同でソフトボールだった。こういう時得意だからって調子乗っていばるやつとかいるけど純一はその逆だった。なんていうか体育の運動ぐらい静かにやりたかったのだ。今回も軽く流して終わる予定だったのだが、、、
「今日は紅白戦をして負けた方のチームには罰としてトイレ掃除やってもらうから宜しく!チーム分けはこの紙を見てね!」
周りのクラスの人間もざわつきはじめる。
「お、楽しそうじゃん」
そう呟くのはタカ。こいつはゲームとかほんとすきだから毎回の授業でも人一倍めだっていた。
「めんどくせぇよ、、、負けたら部活とか遅れるじゃん掃除のせいで」
「まぁ俺ら一緒のチームなら余裕だって」
いやぁクラスに二人しかいない野球部を一緒のチームにしないと思うんだけど、、、
「あー違うチームやん!ってかポジションまで決まってんのかよ、、、」
「ポジションも決まってんのかよ、、、俺にも見してくれ。」
げ、、、俺のチームを見ると運動部に所属してる人もほとんどいなければ静もタカも相手チームだった。こちらのメンバーを一通りいうと
aチーム
1番 ショート佐々木(サッカー部主将)
2番 ライト 木下(帰宅部)
3番 センター 天谷
4番 ファースト 橘(柔道部)
5番 レフト 坂下 (帰宅部)
6番 ピッチャー 五十嵐(料理部)
7番 セカンド 桜井(文芸部)
8番 キャッチャー 赤星(料理部)
9番 サード 風見(バスケ部マネージャー)
ってか野球未経験者にピッチャー、キャッチャーって出来るのだろうか、、、
「赤星さん!」
「ん?天谷?どーしたの?」
「いや、キャッチャーってかかれてたから大丈夫かなって思って、、、ボール取れなさそうなら変わろうかって相談だったんだけど」
「あー大丈夫よ、私中学までソフトボールやってたからそれなりに動けるし早苗も、あ、五十嵐ね。あの子とバッテリー組んでたから任せといてよ!小久保君は無理かもだけど他の子には打たせないから!」
これは勝ったろ。こんな奇跡もあるんやな。もしくは小林先生知ってたのか?
「マジで!めちゃくちゃ頼もしいわ!頑張ろうな!」
「天谷も頼むよー」
「おうよ」
後は相手のバッテリー次第かな。タカがピッチャーやってると面倒なんだよね、、、それなりに速い球投げれそうだし、、、えっと相手のピッチャーは、、、
1番ピッチャー 北原静
は!?静がピッチャーやるのか、、、んでキャッチャーが同じバスケ部の冴島さんか、、、
少しでもいいとこ見せたいし思いっきり打ってやろう。この言葉を後悔することになるとはこの時純一は知らなかった。




