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「純一君酷いよぉ。いきなり浮気だなんて」


「ずっと見てたんですね。恐らくですけどタカと話してた時から」


「なんのことかしら?私は部室に忘れ物して取りに来たら今北原さんと純一君がいやらしいことしてるのが見えちゃったんだもん、、、私の告白受けといてそれはないよ」


ゆかりさんは目を赤くして言っていた。一見ガチ泣きに見えるがあれは紛れもなく演技だ。もう役者にでもなれよ、、、


「はー?高町さん今のどこがいやらしいんですかね?暴れてる純一抑えてただけじゃないですか?逆にそれすらもいやらしいとか考えるほどむっつりなんですかね先輩って、可愛いとこあるじゃないですか」

おいおい、挑発すんなよ、、、


「んな!?流石に先輩に向かってあまり良くない言葉なんじゃない?」


「悪いんですけど私いくら歳上でも行動とかが歳上に見えない人敬えないので。写メ使って脅して付き合う人を敬えと?」


「あーあもういいや、この写真今から野村先生と真木田先生にばらまくから、純一君残念だったね大会は諦めた方がいいかもね」


大会に出れない、、、?待ってくれ、相川1人に投げさせて勝ち上がれるほど神奈川は甘くない。そんな事になったら先輩に合わせる顔がない。


「待ってください!ほんとに大会だけはでさしてくだいお願いします!先輩達にお世話になったのを返させてください!確かにうちには相川ってエースがいます。でも彼一人投げさせて勝ち上がれるほど甘くないのはゆかりさんもわかるでしょう!?」

そーだよ、ゆかりさんだって今年で引退だ、出来ることなら長く部活やりたいはずだ。


「部活?別に私はどうだっていいよ、あいつらが負けようが私は純一君さえいればいいから。あーそれと大事なこと言い忘れてたわ、北原さん、なんで純一君が私の告白1度断ったか理由ご存知で?」


断った理由、それは静の事が好きだったから、、、つまり今ゆかりさんはそれをそのまま静に伝えようとしてる。こんな形で気持ちを知られたくない……!


「ゆかりさんこれ以上は!」


「純一君は黙ってて」


「知ってますよ。好きな人がいるから断ったって言うのは本人の口から聞いてます」


「そこの好きな人についてよ名前?知りたくない?」


「ちょっとゆかりさんいい加減にしてくださいよ、俺だって怒る時は怒りますよ」

やめてくれ、それだけは言わないでくれ。9年間の片思いがこんな形でバレたくない、、、


「実はそれってね、「はいそこまで!」


「「「え?」」」


「高町、ちょっとうちのクラスの生徒が様子おかしかったんでこの間からずっと後を付けさせてもらってたのよ。いやぁ優等生で学校のアイドルにこんな1面があったとはねぇ、写真とやらの話詳しく聞かせてよ」


「小林先生、、、」

「みっちゃん!?」

「小林先生?」


3人揃ってびっくりした。なんでここに小林先生がいるのかわけがわからなかった。


「んで、高町、どう言い訳する?そろそろ天谷君を解放してもらってもいいかな?今の会話全部私聞いてるんだよ、写真ももちろん消して。これはお願いとかじゃないよ、命令。わかるよね?」


「なんのことです?写真なんて知りませんけど」


「いい加減にしろやお前、あ?もう全部バレてんのがわかんねーのかよ、早く消せってんだよ高町!」


うわ、こえぇ、、、小林先生が怒ってるところ初めて見たけど下手したら真木田先生より怖いんじゃ、、、


「はぁほんと最悪消しましたよこれで満足ですか」


「天谷君にわびの一言もないんか?」


「はいはいわかりましたよ」


「はいは1回だろうがよぉ!!!」

小林先生が椅子を蹴り上げる


「えっと、ほんとにごめんなさい!部活の人には言わないで!!」

言った後駆け足で部室から出ていったゆかりさん。相当メンタルきたかなあれわ、、、


「みっちゃん怒ると人変わるんだね、、、」


「ん?まぁ昔私レディースの頭張ってた時あったからさぁ、それじゃ私は行くねー。二人とも遅れないようにね!あ、天谷君、静ちゃんに好きな人ぐらい教えてあげてもいいんじゃない?ほら?迷惑もかけたんだしさっ!それじゃあねぇ」


「あ、本当にありがとうございました!!」


手をひらひらと振って帰る先生はマジでかっこよかった。ってか最後の一言絶対わかってて言ってたよな流石だわ、、、


「そーだなぁ折角だし」


「ん?どした静」


「じゃあ好きな人教えてよ!協力したしいいでしょ!」


小林先生どーしてくれんすかぁ!!!

そろそろ純一の気持ちがばれます(* ̄▽ ̄*)

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