心と心の線と栓。
愛される喜びを知った時。
きっと人は、愛することを望むのでしょう。
愛する喜びを知った時。
きっと人は、愛される尊さを知るでしょう。
短い短い自分の心の定規で、
引いては消した線を何度も何度も
見返していくうちに。
この線を越えた時、私は後には戻れない。
そう気づくのでしょう。
そして、愛するのでしょう。
言葉は優しさであって、凶器になるから
風のように優しく清らかに
凶器にせずに、紡ぎ続ける。
優しく優しく、そっと寄り添うように。
誰かの心に届くように。
私は未来を、見据えて生きよう。
心の線を越えて、
心の栓を抜いて。
思うままに、生きてゆこう。