和やかなお話。
この話には、はたから見たら止めたくなる光景と、ライオネル君が頑張った奴をまだ食ってやがる奴などが含まれます。
苦手な方は回避を!
そうでない方は音楽でも聞きながらゆっくりしていってくださいね!
――こっちも桜さんでそっちも桜さん?
二人で並んだ同一人物に混乱しているのをサキミは微笑んで見守り、ニギは頭を抱えた。
「まだ居るんだがな・・・。」
「ま、見せたが早いでしょう。
魔符 神妖霊魔 ・・・!」
「よんだか?貴様らが出てこないから巫女を代行するのに疲れてきたんだが・・・」
「ん?他のやつが居る?
バラしてもよかったんだったか?」
――さらに増えちゃったよ・・・・・・
はじめに出会った桜、
看病をしてくれた桜、
月の光でおかしくなっていた時に朧に記憶に残った狐耳と尻尾付きの桜、
そして、見たことのない桜。
魔法陣から出来たスキマモドキを出てきた二人が増え、僕を取り囲んでいる。
背丈の差はあるものの、ほぼ同じ顔に取り囲まれて変な感じだ。
「そういうことか・・・。
ならもう帰ってもいいよな?
スイカ食べてる途中だったし。」
「では、私も帰る。
参拝客を待たせているのでな。」
そんな感じで二人が速攻でスキマモドキで帰る。
そこで思考停止が終わり、開きっぱなしだった口を閉じる。
少し状況が整理でき始めた所でサキミが説明を再開する。
「さっき見ての通り、私は今のところは4人で活動している訳なんだけど・・・。
四魂説って知ってる?」
サキミが手に持った本で肩をトントンしながら質問する。
――全く聞いたことのない言葉だけど、何だろ?
「知らないですね・・・。」
その答えを既に予想していたかのように間髪入れずに口を開く。
「だろうね、
外の世界でもあまり聞かない言葉だし。
人の魂や森羅万象全ての物は五つの魂で構成されているって説さ。」
「その五つは、
荒御霊。
和御霊。
幸御霊。
奇御霊。
で、 それぞれが進 平 益 察を司ってる訳。
後は分かるかな?」
「ってことは、あなたがたも・・・?」
「そ、
それぞれの名前も対応する魂が由来だよ。
まぁ私達の内だけで読んでる呼び名だし、近くに他のやつが居ない時はいままで通りによろしく・・・ね?」
ね?の所でニコリと二人とも笑いかけてくれるのだけど、目は完全に笑ってない。
――っつうか怖い。
威圧を感じ、頭を高速で縦に振る。
「んじゃぁね~」
それを確認するとサキミが退室し、
ニギが口を開く。
「じゃ、
ちょっと別のお話としましょうか。」
悪巧みでもしているようないやらしい笑みを浮かべ、話題を切り替える。
――これはなんかイヤな予感が・・・。
布団のうえから押さえつけられ、
逃げられない状態のままに話は続いていく・・・。
ニギ・・・・・・初めからいた桜。
背は大体霊夢と同じで玉兎より少し高い。
体つきとしては桜の中で一番痩せており引き締まっている。
サキミ・・・・・・ロリな桜。
夢で見たのはこの姿。
服装はニギの物に所々に水色のアレンジが加えられている。
アラミ・・・・・・狐っ子な桜。
背はニギより少し高め。
服装のアレンジは赤が所々に加えられている。
宴会で紅魔館の奴らに襲われたり玉兎を正気に戻したりしてた。
クシミ・・・・・・今回初登場。
背が一番高く、ナイスバディ。
緑色と黒のアレンジが加えられている。
ニギが忙しかったためずっと神社の仕事を押し付けられていた。




