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東方兎録~幻想入り~  作者: ファム
6章 東方古神殿
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ステージ2後半 江戸の残り火~beautiful fire flower~

ワーニング!


この話には、本気を出したバカ力と駄文が含まれています!


苦手な方は回避を!


回避しない方はゆっくりしていってくださいね

「さあ、祭りを始めよう・・・。

私の名は 鍵野 玉木(かぎの たまき)。」



夏を思わせる着物・・・いや、甚平を着た少女は、

袖を振りながらスペルを放つ。


「小手調べだよ!

児符 火炎童(かえんわらべ)焔祭り(ほむらまつり)っ!」


「こいっ!」


袖の中から2本の手持ち花火を取り出し、

能力か何かで点火する。

そして、振り回しながら飛び回り、

残された光の跡は炎の弾幕となる。


炎の筋の間を縫って飛び、リボルバーで打っていく。

花火が燃え尽きると、

投げ捨ててまた取り出し火を付ける。


「ふふっ。あと六本っ!」


2組目に成って更に加速していく。


「はぁ・・・らちがあかんのぅ。

変化 鳥獣戯画 っ! 」


カエル型と鳥型、その他諸々の弾幕が飛んでいき炎の筋を打ち消していく。

そして、鳥の弾が花火をへし折る。


「ちっ。なら、4本同時だよ! 」


指の間に挟んで2本づつ両手に持ち、

また飛び回る。


そして、二倍に成った弾幕が遅いかかりマミゾウさんのスペルが消される。

このままじゃ不味いな。


「爆符 水炎雷(すいえんらい)の爆弾幕」


修行でスペルにしたあの技を放つ。

これでスペルブレイクだ!


「次か・・・、

ならこれだね。

流符 爆裂枝垂桜(しだれざくら)っ!」


花火玉を何処かからか取り出して初めから背負っていた花火筒に入れる。


そして打ち上げて弾幕を作り出す。

桜色の炎の雨が降り、枝垂れ桜みたいな弾幕が降ってくる。

そして、揺れて乱れて桜吹雪の様になる。


小傘の弾幕で慣れているし、こういう系の弾幕は得意だ。

あれ、何かアガってきた。


「ほらほらほら、当たらないよっ!

私に当てたかったら他のスペルを使ってよ!」



「弾幕が激しいね・・・

相性が最悪みたいだし、次に行くしかない・・・って


・・・あ。」


激しく撃ち過ぎたせいでスペルが速攻でブレイクされ、スペルカードが光を失う。

次は何かなぁっ?


「そろそろ力入れて行かないとね・・・

てりゃァァァア彩符 玉屋の流星火! 」


腕を振り回し光を出し始めると、

上から火だるまになった花火玉が降ってくる。

近寄ると爆発する様で、マミゾウさんが数発被弾している。

だが、花火玉を水弾で撃ち抜いて火を消してやれば無効化だ。


「てめ、卑怯なっ!」


「卑怯もなにも、弾幕の弱点突いて何が悪いっ!」


「立て直すしかないか・・・

美符 鍵屋の蛍火!」


玉木は黒い霧になって消える。


そして、周りが暗くなると同時に火の玉が飛び回りはじめる。火の玉の周りだけ明るいので、そこしか上から降ってくる弾幕が見えない。


しつこい弾幕だな・・・。


人玉みたいな物だが、それは花火なようで、しばらくすると燃え尽きる。


耐久スペルが終わり、また現れる。


「ラストスペル これで終わりだよ!

爆符 タマキブラスター っ!」


背負っていた筒を腰溜めに構え、

その筒の中に強力な光が見える。

アレはヤバイっ。


回避っ!



「オラァァァァァァァァァアアアアアッ!」


一筋の熱線、そして迸る光。


あれは弾幕のレベルじゃないっ!


熱線は、下の草原を、陶器の焼け野原へ変えていた。


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