寺の狸
駄文注意!
めくるめく駄文の嵐が接近中!
体制のない方は退避下さい!
それでも私はみる!ってかたは
ゆっくりしていってくださいね!
~~~~~~???サイド~~~~~~
ドゴォォオン!
「なんじゃなんじゃッ!」
朝の散歩のついでにひなたぼっこをしていると、
衝撃と音に叩き起こされる。
ちょうど少し眠くなって気持ちよく成って来た時だったというのに・・・。
「寺の方からじゃなッ。」
音を聞いたところそれほど離れていないので
さっさと向かうとしようか。
「ッ!!待つのじゃっぬえッ!」
茂みを抜け中庭を見ると、
玉砂利の枯山水が滅茶苦茶になっており、
ぬえが兎型の妖怪を襲っていた。
しかもそいつは仕事の対象である。
「くっ!間に合わんかっ
変化 百鬼夜行の門っ」
部下の狸たちを呼び、
突撃させ、自分はその後ろから走っていく。
ぎっくり腰に成ったら話に成らないからだ。
「ばあちゃんなんで邪魔するの?!」
百鬼夜行に撥ねられ、ぬえが聞いてくる。
ひとまずは止めれたようだ。
一反木綿にばけた部下の一人が器用にその薄っぺらな背中に乗せてやってくる。
間に合ったか。
「やり過ぎじゃよ・・・ぬえ。」
出血が激しい上に妖力などが少なく成りすぎている。
このままだと少ししか持たないだろう。
「ん? なんじ・・・あぁ、これが仕事のあれか。」
兎の少女の持った獲物の一部が光ったままであるのを見て確信する。
この道具は奴の用意した物で、
力を食っているのはこいつだと。
「何をしているんですか!」
声が聞こえ、魔力を感じる。
ちょうどいい
聖が来てくれたなら助かる。
「聖、話はあとじゃ!早くしないとコイツが死ぬ!」
聖に頼むと、聖は少女の状態を見て青ざめ、
回復の魔法で治療する。
あとはわしが妖力を分け与えるだけで持ちそうだ。
ぬえはいつの間にか何処かへと行ってしまっていたので、後で説教が必要なようだ。
初心者にとって達と戦うのはかなり難しいことで、
手加減をしないといけなかったのだ。
わしらの仕事は手合わせをするか、
共に一度強力な物と戦うかだ、
が死んでもらっては困るのだ。
出血が収まりはじめ、峠を越せたことが分かる。
そこで少女の顔を見る。
血に濡れ青ざめているが、綺麗な顔である。
そこで一度だけしかあった事の無い、
ある種の妖獣が思い浮かぶ。
夢兎・・・夢から滅多に出てこない上、月の狂気に耐性の薄い妖怪。
そして、他の物からなった妖怪以外、
つまりは妖獣、元人間の妖怪、付喪神以外の妖怪にとっては何かが惹かれるらしく。
捕食されやすい。
妖怪の多い此処に置くのは不味いかもしれない。
参考に騒ぎを聞いて集まってきている奴らを観察すると
目が座り正気を失いかけているのが数名居る。
「水蜜、一輪、牡丹。
こいつに他の妖怪を近づかせないようにしてくれんか?こいつは一部の妖怪を惹き付けるようなのじゃ。」
三人が野次馬を遠ざけている間にどうにかするしかない。
「聖よ、こいつをわしの家に連れて行ってもいいだろうか?
こいつはこの寺に置いていたら死んでしまうかもしれん。」
聖に了承を取り、少女を部下の狸と小傘に担がせる。
「師匠、わちきには重いです・・・。」
小傘が言うが、気絶したままの妖怪なんて持ったら
わしの腰が粉砕されてしまう。
「では行くぞ者共ーっ!」
異形の集団は
えっほえっほと声を上げて妙蓮寺裏の森へと消えていったのだった・・・
「「教えて!夢見教授。コーナー!」」
夢「前前回のアンケートの結果、
始まった訳だが、今回の解説は何処にするのか?」
作「えーっと、
小傘の事についてが一番じゃないですか?教授。」
夢「なら、それを解説していくとしようかな。
まず、この作者の幻想郷では、フリーの妖怪は少ないと言う事を明言させて貰うな。
あと、居たとしても三妖精と変わりのない結末しか待ってない事を言っておこう。
そして、例の小傘は化かすと言えばこの人って言うマミゾウの元で驚かし方の修行をつけてもらっている。
あと、嘗められない為に実力を強化して貰っている。
今の実力は元の二倍位は行っていると思われるな。
・・・まぁ、私には妖力とか辺りは機械用意しないとわかんないんだけどね。」
作「そう言っても、話しながらその機械を組み上げる辺りが凄いんですが・・・。」
夢「機材さえあれば何でも作ってやるぞ。
私は天才だからなっ!」
ドヤアッ
どや顔も可愛いな・・・。
夢「それでは、そろそろ終わるとしよう。
皆、また会いましょう!」




