輝く月と青い虫
駄文山盛りです、
それでも見ますか?
ハイ イエス 見ない
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「ふぅ、やっと出れた、」
迷いの竹林から兎達に
見つからない様に出るのは予想以上に難しく、
時間がかかった。
もう、月がではじめ、
うっすらと照らされ始めている。
「さて、出れた事だし、まずは何処に行こうかな。」
「はぁ、あんなに無理して出てきたのに
予定も無かったとは・・・・・・
妙蓮寺辺りが良いんじゃないかのう。」
妙蓮寺、妖怪を匿う妖寺。保守的な妖怪達が集う場所であり、
弱い妖怪達を守ってくれる場所だ。
聖白蓮がその寺の尼であり、
その人柄はとてつもなく温和、
私が住むとしても、暖かく迎えてくれるだろう。
ひとまず行ってみるだけでも価値は有る。
「ひとまず行ってみますか・・・」
歩いて行くのもそろそろ疲れてきた。
空を飛べれば良いのに・・・
玄爺のナビゲートで妙蓮寺へ歩いていく。
目の前に影がよぎり、ふと空を見上げる。
すると、綺麗な三日月が真二つに割れていた。
「え。」
空気をさく音をまき散らしながら落ちてくる。
「ヒャッハァァアアッ」
半月と三日月の間の様な形をしたひと組の剣、
偃月刀の双剣を振りかざし、
青い影が襲いかかって来る。
「誰ッ?」
袋から、抜けない刀を出し、
私を狙う刃を受け止める。
そこでやっと相手の姿を視認する。
短く乱雑に切ったメタリックブルーの髪に、
透き通る四つのトンボの物に似た羽。
背は同じ位であり、
その目の色は紫で血走っている。
服はTシャツの様な淡い青の上着と濃い青のズボン。
これでもかというほどの青づくし、
目が痛い。
だけれども、一点だけ、違う色があった。
剣の持ち手が桜色に光っているのだ。
と言うより、自分の頭の分析能力がなんでこんな時ばかり働くんだろう。
と疑問に持ち始めた。
「ふうん?強いじゃん。」
感心した風な口ぶりをした後、
少女はすぐさま斬りかかってくる。
この連打では、防ぐだけが精一杯だ。
どうすればいいんだろう。
打開策を探すべく、
頭を巡らせるのだった・・・・・・




