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東方兎録~幻想入り~  作者: ファム
4章 迷いの竹林
30/100

黒染めの竹林、化け物との遭遇

駄文注意っ、


そんなの無理って方は、

回避を、


回避しない方はゆっくりしていってくださいね

~~~永琳サイド~~~


シャリリン!


電子音が鳴り、何かが地面に落ちる音がする。


「うん?」


障子を開けて月に照らされた外を見る。


「にょー・・・・・・」


黒いドロドロとした何かにまみれた兎がいた。


つっ!


さっき警告されたばかりなのに

早速来たのか。


驚くと共に指示を出す。


「うどんげ!治療の準備を!


てい!奴が現れたみたいよ!行って!」



霊力を込めて叫んだので、届いただろう。


弱った兎に波動を当て、診察をしていく、

手遅れで無ければいいのだけど・・・



ていが真剣な表情で竹林へと駆けていった。

脇にあの輪っかを抱えて行っているので、

初めから本気で行っているようだ。



「ししょー準備が一通り出来ました。」


「なら、姫様と居候のあいつを連れ戻してきて!

出来るなら、ついでに妹紅も巻き込みなさい!」



まず、最悪の事態に成って居なかったとしても、

この事態には、あらゆる手を尽くしておかないといけない。


ここで住む場所、

永遠亭をあいつらに落とされる訳には行かないのだ。


賢者の竹林を守る者として・・・・・・




~~~夢殿サイド~~~


ドタバタと響く足音に気付き、外を見る。

すると、危機ばしる表情で外へ飛ぶていの姿が有った。


そして、その方向に、何か嫌な予感がする。


「ていさんっ!何が有ったのですか!」


声を張り上げるも、ていには聞こえない。


仕方ない、後ろを着いていこう。




~~~黒染めの竹林~~~


月光が照らしているが、光が届いていないかの様に真っ黒な竹林へと着いた。


ていは、余りにも速過ぎる飛行で距離を離され、

そのまま、見失ってしまった。

なので、嫌な予感のする方へときてみた。

ゾワッと背筋が凍る様な感じが漂っている。

「てやああぁぁあっ」!


ていの声が響く、そして、その方向の音をよく聞くと。

ナメクジが集団で這い回る様な、嫌悪感をそそる音が

大音量で聞こえた。


本気と書いてガチで行きたくない・・・。


「くはっ!」


けれど、ていはピンチの様だ。



「行くしかない、か。」


覚悟を決め、リボルバーを構え、

使い物に成らない抜けない刀を腰にさしておく。

攻撃を受けるくらいには使えるだろう。


そして、奥地へ、、ていさんの戦う場所へ。


「ぐあっ!」「げふぅっ。」


ていが吹き飛んできて腹部にめり込む。


デジャブはお帰り下さい、わりと本気で・・・。


「なぜ来た・・・玉兎・・。」


ていさんは、さっきまでと格好が違い、


チャームポイントの人参のお守りを持っておらず、

土ぼこり以外付いていない真っ白な衣。

目は赤を通り越し、紅に成っていた。


そして、武器など持っていなかったのに、

手に人参型の白銀の剣を持っていた。

剣は人参の形を模している。

刃は根、持ち手は、葉っぱである。



「それより、あいつは何ですかっ!」



目の前には、真っ黒なドロッとした触手まみれの何かがいた。


これを見ていると、頭痛がしてくる。

何か悪いものでも出しているんじゃないか、


いや、触れた竹が溶けていってるから確実に出てる。



「知るかっ逃げてろっ!」


ていは立ち上がって切りつける。

白銀の線が数本引かれ、それにそって触手が両断される。



「と言っても、斬撃は有効とは思えませんよっ!」


青色黄色赤色を撃ち込み爆発させるも、

触手が減った気配が無い。


今の所打つ手が本当に無いのだ、

耐えるしかない。

スペルカードで有効そうなのを探す暇も無く、

ただただ持久戦するしかない。

隙を探すのだ。


「神符、大黒様の小刀っ!」


ていはスペルを使い、更に高速で切り刻むものの、

触手の伸びる速さが尋常でなく、一向に進めない。


このままでは、ジリ貧だ。


黒い何かを睨みつける、


すると、耐え難い頭痛と共に

意識が遠のいていく・・・。

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