竹林の目覚め
駄文です、
苦手な方は、
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ゴォレンダァする事をおすすめします。
それでもいい方はゆっくりしていってくださいね。
~~~永琳サイド~~~
「さて、
もう一回診察しましょうか。」
私は夢殿さんを寝せていた場所へと行く。
訳は分からないが、
あの人から2回検査する様に頼まれたのだから、
意味が無いはずはないはずだ。
「それじゃあ、始めましょう。」
服が汗でぐっしょりとしている。
匂いからして、悪夢を見ていたようだ。
布団を脱がせる、
何故か兎達がみっちり詰まっていた。
そこの壁に寄りかかって寝ているていの差し金だろうか。
兎をどかして、波動を当てて診察する。
「ふうん。」
明らかに眠る前と、今では、中身の損傷度が違う。
ギリギリ残っていた骨の継ぎ目や、肉の断裂痕すらも、殆ど視認できない程に治っていた。
寝ていると、治りが速くなるのだろうか、
脳波を確認する、
夢を見ている。
仮説を立て、痛みの無いように少し肌を切り裂いてやる。
初めの診察の時の回復力とは、段違いな速さで、治る。
この子は、夢を見ると回復するのかもしれない。
「永琳、実験はそれくらいにした方がいいよ、
そろそろ、起きるから。」
「分かったわ、竹林の神獣さん。」
まだ確かめたいものも有ったが、|てゐコイツ》が言うのなら、目覚めが近いのだろう、。
波動で確認すると、
意識が浮上してきているようだし、
私は退散するとしますか。
~~~夢殿サイド~~~
「んみゅ?」
寝惚けたまま、身を起こすと、目の前にとても大きな影があった。
そして、その影は、崩れるようにのしかかって来た。
一気に押しつぶされる。そして、そこで影の正体が、兎達だと分かる、
布団を上手く使って動きを完封して来る。
そして、一言。
「「「にょーー!!」」」
大小様々な兎の大合唱、ちょっとイラッときた、
手加減してやらないでいいよね。
「うっとおしぃぃい!」
足を使って布団ごと蹴り上げ、兎の沼地から脱出する。
一回り大きい者、ていが、天井まで飛んでいっいたが、気にしない、自業自得だ。
腕では全く動かなかったのに、足では軽々と吹き飛ばせた。
この体は脚力がとても強い様だ、
まあ、耐久力は、無いようだが。
そこで、月の頭脳こと、八意永琳が入ってくる。
ていが、天井に頭から刺さって落ちてこないのを見て、
さらりと流して話を切り出す。
「貴女、4日前に、何があったの?」
「うーん、分からないのですが、死にかけた後、
この体で、幻想入りしてました。」
「それじゃあ、その体になった直後、違和感とかは?」
「いえ、無かったです、
いや、ひとつ上げるとすれば、
痛みをあんまり感じませんでした。」
永琳は、少し考える仕草をし、
言った、
「推測なんだけど、恐らく、貴方の今の体は、
貴方が前の体と言っている体と同一の物よ。」
「はあっ?、性別も種族も違うのに、どうしてですか!!」
責め立てる様に怒鳴る。
しかし、永琳は表情を変えずに言う。
「種族や性別なんて、いくらでも変えれるわ、
しかも、たかが5mm身長が変わっただけでも、違和感が有るはずよ。
それが外的要因で変わったなら、なおさら、ね
だから、元の体をベースに使うのが一番楽なの。」
理屈の通った理論で論破される。
そして、最後に。
「解決法は、有るはずよ、何せ此処は幻想の郷なのだもの。」
何故か、自分にも言い聞かせるように言った後、
永琳は出ていく。
「どうすればいいのかしら・・・・・・」
そう、誰にも聞こえない様に呟いて・・・




