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東方兎録~幻想入り~  作者: ファム
4章 迷いの竹林
24/100

竹林の旅路

駄文大盛り、


それでもいい方は、

ゆっくりしていってくださいね

石段を飛び降り、一気に下に降りる。


「ひゃっふうううっ。」


いわゆるジェットコースターの様な感覚がして、

とても気持ちが良い。

が、よく考えるとこれ、

着地どうしよう。


考える間も地面は迫る。


たぶん、これで行けるはず。

リボルバーから、青、黄、赤の順番で下の一点に打ち込む。


水玉を雷球が打ち抜き、水素と酸素にする、

それに火をつけてやれば、

爆発するのだ。



爆風に乗って、減速し、見事、着地に成功する。


次からは、誘惑に駆られても、

石段飛び降りはやらないどこう。

亀がかなり怒っているが、気にしない気にしない。



人里の方へ歩んでいき、目的の竹林を見つける。



「ていか、うどんげかがいれば、直ぐにたどり着けるんだろうけど、どうしようかな。」


思案するが、案が無いので、ひとまず入ってみる。

適当に歩いていれば、何時かつくだろう。



~~~1日後~~~


あれ、本気で迷ったかな。

石段の事で黒墨を怒らせてしまったようで、

ナビゲートが無いまま歩いている。


細い竹の一本を焼き切って引きずって歩いていると・・・

目の前に棒の引きずった跡が見える、


これは、同じ所を回っている様だ。


~~~さらに二日後~~~


兎の足音も聞こえない。

有る音は、竹の擦れ合う音だけ、

これは、本気でやばいかもしれない。


~~~さらに、3日後~~~


「ぐすっえぐっ、ひぐっ。」


もうやだ、竹取りの翁でも、何でもいいから、

言葉の分かる生物と合いたい。


亀は拗ねて話聞いてくれないし、

低級妖怪は出てくるからろくに寝れないし、

もう、黒墨に謝るしか道はない・・・か。


「黒墨、今まで、ごめんなさい。」


「ワシのありがたさ、わかったかのう。」


「うん・・・」


「じゃ、そこの竹を押しのけて見ろそれで道は開けるぞい。」



言われた通りに竹を押しのけると、

夜になり、真っ暗な獣道が見えた。

黒墨の言う通りに進むと、

兎の足音も聞こえてくる。



「あれぇ、何でこんな所に元人間がいるのかな?」



幸運の素兎こと、

因幡ていが横道から、顔を覗かせる。



「永琳さんに御用があるので来ました。」



一応、初対面だし、

礼儀正しく接さないと、


えっ?黒墨は、どうなのかって?

うん、痛いほど反省してる。



ていは、少しの間思案する顔をすると、

こっちこっちと、先導する。


こちらには、ナビゲート役が居るので、

罠は回避しつつ竹棒で駄目にしていく。

5フィート棒じゃなくとも、

棒があると、罠、破壊しやすいね。



ていは、自分の仕掛けた罠を片っ端から

壊されているから面白くないようだ、

顔は笑顔だが、口の端がひくひくとしている。



そろそろ、壊した罠が3桁に突入しそうに

成ったとき、他の声たちと爆音が聞こえてきた。



「かぁぁぐぅぅやぁぁあああああ」


「もぉぉぉこぉぉぉおおおおおっっ」



これは、皆さんお馴染み、毎晩恒例の殺し合い(死合い)ですよー、


自分の心の中で、言うにしても、

自分だけの実況って虚しいな、これ。




かぐもこの、死合いに巻き込まれるのを回避し、永遠亭へ、


妖怪兎の声が多くなって来ているし、

そろそろだろう。


竹林の永遠の屋敷、目的である薬師のいる場所、

永遠亭は・・・。



~~??サイド~~


「いくら、我らの主の魔力が有るにしても、あいつ、迷いすぎだろうに。」


やれやれ、と言ったふうに首を振り、

鎧を着た少女は、一陣の風となり、跡形もなく、

消えた。

黒墨 玄こと、

玄爺との、仲直り回です。



フラグはばらまくものなので、

最後のみたく、どんどん、ばらまく予定です。



そして、

夢殿は、能力がしょっぱいかわりに、


聴力、思考力、脚力がとても強くなってます。


聴力は、砂漠に落ちた砂粒の音も聞こうと思えば、

聞ける、もちろんチート級です。



脚力は、ルーミアとのバトルで、三角飛びのみで

弾幕ごっこを乗り切ったのを見れば、


チートなのは、一目瞭然です。



はあ、チートにし過ぎたかな、、、



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