竹林の旅路
駄文大盛り、
それでもいい方は、
ゆっくりしていってくださいね
石段を飛び降り、一気に下に降りる。
「ひゃっふうううっ。」
いわゆるジェットコースターの様な感覚がして、
とても気持ちが良い。
が、よく考えるとこれ、
着地どうしよう。
考える間も地面は迫る。
たぶん、これで行けるはず。
リボルバーから、青、黄、赤の順番で下の一点に打ち込む。
水玉を雷球が打ち抜き、水素と酸素にする、
それに火をつけてやれば、
爆発するのだ。
爆風に乗って、減速し、見事、着地に成功する。
次からは、誘惑に駆られても、
石段飛び降りはやらないどこう。
亀がかなり怒っているが、気にしない気にしない。
人里の方へ歩んでいき、目的の竹林を見つける。
「ていか、うどんげかがいれば、直ぐにたどり着けるんだろうけど、どうしようかな。」
思案するが、案が無いので、ひとまず入ってみる。
適当に歩いていれば、何時かつくだろう。
~~~1日後~~~
あれ、本気で迷ったかな。
石段の事で黒墨を怒らせてしまったようで、
ナビゲートが無いまま歩いている。
細い竹の一本を焼き切って引きずって歩いていると・・・
目の前に棒の引きずった跡が見える、
これは、同じ所を回っている様だ。
~~~さらに二日後~~~
兎の足音も聞こえない。
有る音は、竹の擦れ合う音だけ、
これは、本気でやばいかもしれない。
~~~さらに、3日後~~~
「ぐすっえぐっ、ひぐっ。」
もうやだ、竹取りの翁でも、何でもいいから、
言葉の分かる生物と合いたい。
亀は拗ねて話聞いてくれないし、
低級妖怪は出てくるからろくに寝れないし、
もう、黒墨に謝るしか道はない・・・か。
「黒墨、今まで、ごめんなさい。」
「ワシのありがたさ、わかったかのう。」
「うん・・・」
「じゃ、そこの竹を押しのけて見ろそれで道は開けるぞい。」
言われた通りに竹を押しのけると、
夜になり、真っ暗な獣道が見えた。
黒墨の言う通りに進むと、
兎の足音も聞こえてくる。
「あれぇ、何でこんな所に元人間がいるのかな?」
幸運の素兎こと、
因幡ていが横道から、顔を覗かせる。
「永琳さんに御用があるので来ました。」
一応、初対面だし、
礼儀正しく接さないと、
えっ?黒墨は、どうなのかって?
うん、痛いほど反省してる。
ていは、少しの間思案する顔をすると、
こっちこっちと、先導する。
こちらには、ナビゲート役が居るので、
罠は回避しつつ竹棒で駄目にしていく。
5フィート棒じゃなくとも、
棒があると、罠、破壊しやすいね。
ていは、自分の仕掛けた罠を片っ端から
壊されているから面白くないようだ、
顔は笑顔だが、口の端がひくひくとしている。
そろそろ、壊した罠が3桁に突入しそうに
成ったとき、他の声たちと爆音が聞こえてきた。
「かぁぁぐぅぅやぁぁあああああ」
「もぉぉぉこぉぉぉおおおおおっっ」
これは、皆さんお馴染み、毎晩恒例の殺し合いですよー、
自分の心の中で、言うにしても、
自分だけの実況って虚しいな、これ。
かぐもこの、死合いに巻き込まれるのを回避し、永遠亭へ、
妖怪兎の声が多くなって来ているし、
そろそろだろう。
竹林の永遠の屋敷、目的である薬師のいる場所、
永遠亭は・・・。
~~??サイド~~
「いくら、我らの主の魔力が有るにしても、あいつ、迷いすぎだろうに。」
やれやれ、と言ったふうに首を振り、
鎧を着た少女は、一陣の風となり、跡形もなく、
消えた。
黒墨 玄こと、
玄爺との、仲直り回です。
フラグはばらまくものなので、
最後のみたく、どんどん、ばらまく予定です。
そして、
夢殿は、能力がしょっぱいかわりに、
聴力、思考力、脚力がとても強くなってます。
聴力は、砂漠に落ちた砂粒の音も聞こうと思えば、
聞ける、もちろんチート級です。
脚力は、ルーミアとのバトルで、三角飛びのみで
弾幕ごっこを乗り切ったのを見れば、
チートなのは、一目瞭然です。
はあ、チートにし過ぎたかな、、、




