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東方兎録~幻想入り~  作者: ファム
3章 博麗神社
23/100

神社からの出発、

やっぱり駄文、



苦手な人は回避して下さい。



それでも、見るってかたは、


ゆっくりしていってくださいね

(ほうき)にあたり、

骨がきしみ、吹き飛ばされる。


「ミヤァアアアッツ!」



変な声が出て、空を舞う。

そして、すぐ近くにあった木にぶら下がる。


私を撥ねた普通の魔法使いこと、霧雨魔理沙は、

境内の砂利を蹴散らしながら、着地した。

飛ばされた砂利の一部は、障子に穴を開けた。



「れーいむぅー。」


白黒の魔女の服を着たこの、紺色に紫の混じった瞳の少女は霊夢の般若の如き怒りを買いそうなことをしたのに、呑気なことである。



「なぁに? 私の大切な時間をぶち壊してくれた人。」



霊夢は、一瞬で魔理沙の後ろにきて、

微笑みながら、言う。


明らかに殺気がたっており、

距離が離れているのに震えが止まらない。



「げっ!」



その殺気に気付いた魔理沙は逃げようとするが、



「逃がさない、霊符 夢想封印。」



箒を掴む間もなく

七色の玉に爆破され、気絶する。


そして、霊夢はどこからか取り出した麻縄で

魔理沙を後ろ手で縛り、

玉砂利の上に気絶したまま正座させて、

膝の上に何枚か石畳を乗せる。

一通り作業が終わると。



「兎ぃーどこ行ったのー?」



「ここです、霊夢さん、助けてくださーい。」



綺麗にはまって動けないので、助けを呼ぶ。

淡々と作業をしている霊夢さんが怖すぎて

少しちびりかけたのは内緒だ。


「はいはい。」


引っ張り出してもらい、

植木の枝地獄から脱出する。


枝が刺さってとっても痛かったので、とても助かった。


~~~2時間後、~~~


「それじゃあ、そろそろ行きますね。」


「ええ、賽銭を入れてくれれば歓迎するわ。」


別れの挨拶をして、神社に背を向ける。



後ろから、

なんか断末魔のような悲鳴が響いてきているが、

気にしないでおこう。

触らぬ神に祟り無しって言うし。



鳥居をくぐり、山の下を見る。


自然と人が共存し、夜を恐れる美しき世界が広がる。


さあ、少しの間だけだけど、

この幻想の世界を楽しむとしようか。

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