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東方兎録~幻想入り~  作者: ファム
3章 博麗神社
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神社の問答と、能力診断

色々あるけど、


やっぱり駄文です。



苦手な方は、緊急回避を、


回避しないかたは、ゆっくりしていってくださいね

「はい、一応、信心深いので。」



僕は、背後にいつの間にか現れた巫女へと

返事をする。



「妖獣風情が信心ねぇ。」



明らかに不信の目を向けてくる。


この人の機嫌を損ねたら、

まず、僕のようなのは、

生き残れないであろうことは明白だ。



「まあ、賽銭くれたんだから話位は聞いてあげるわ、

付いてきて。」



そう言って、霊夢は、歩き始める。


その後ろをついて行くと、

入口らしきものが有った。



「さあ、上がって。」


「はい、ありがとうございます。」



お言葉に甘えて、靴を脱ぎ、上がる。



「じゃあ、そこの部屋に居てね、

粗茶位は出してあげる。」


「分かりました。」



言われたとおりに入口近くの部屋へと入る。

懐かしい畳の香りが鼻をくすぐる。

家が恋しい。帰りたいな。


普通の和室って言う感じで、

掛け軸や、壺もある。



「これって・・・・・・」


壁に目をやり、

鯉が滝を登って龍に成る様を墨で表現した、

掛け軸に目をうばわれた。

そこには、並び立つ、二人の女性が書かれていた。


そして、作者の名前として、

幻想郷の賢者こと、八雲紫の名前が書き付けてあった。


女性の片方は、導師服(どうしふく)を着ているので恐らく紫なのだろうが、

並び立つ女性は、巫女の服を着ており、

顔は、黒く塗りつぶされていた。



「お茶、入ったわよー。」



声に驚き、振り向くと、

霊夢が、お茶入りの湯のみを持ってきていた。



「それ、気になる?」


「はい、少しばかり気になります。」



僕の回答を聞くと、霊夢は、やれやれと首を振る。



「実は、私もあんまり知らないの、

紫によれば、0代目巫女で、博麗の術を作った人なんだって。」


「そうなのですか、さぞかし、頭の良い方だったのでしょう。」



返事を返した後、

ちゃぶ台の上に乗せられたお茶をすする。


「ところで、どうして、ここに来たの?」


「外の世界に帰りたいので、中枢である、博麗神社へと、ひとまずやってきました。」


「妖怪の癖に外ねぇ、、舐めてんの?あんた?」



霊夢さんの雰囲気が、ガラリと変わり、

息が詰まる。



「れっきとした理由があるんです!

まず、理由を聞いてくださいっ!」



声を張り上げて言う、

なぜなら、

心停止しそうなくらいに

心の底から怖い、と思ってしまっていたからだ。



~~~~少年?説明中~~~~




「という訳で、元の姿に戻るまでは、

帰らないのです。

なので、まずは、戻せそうな方は知っているでしょうか?」


「はあ、まあ、嘘半分位で受け止めとくわね、

けど、妖怪を人間にするなんて、

月の頭脳辺でも出来ないんじゃないかしらね、

まあ、行ってみる価値は有るとは思うわよ。

場所は何処か分かるかしら?」


「迷いの竹林の永遠亭ですね。」


明らかに、嘘か何かを聞くような顔をしていた

が、ひとまずの目的地が決まった。

永遠亭だ、


「一先ず、自分の能力位知っておかないと、

ドコにいくにしても、危険よ。」


「なら、何処へ行けばいいのでしょうか?」



それに関しては、全く検討が着かないので、聞く。



「大体なら、此処で分かるわよ。」



そう言うと、複雑な模様の札を取り出した。



「これに息をふきかけてね。」



言われたとおりに吹きかけると、

紫の札に、夢、と言う字が浮き出てきた。



「貴方の能力は・・・


夢を見る程度の能力らしいわ。」



何そのショボイ能力・・・


そう思うしかなく。うなだれるしか無いのだった・・・・・・



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