目覚め
主人公の目が覚めたようです。
この小説には、短め、実は蓄積していたダメージ、などが含まれます、なので少し警戒したのち、
ゆっくりしていってくださいね、
「うぅん?」
目覚めると、そこには見慣れぬ天井が広がっていた。
見る限り、何処かの和室の布団に寝ていたようだ。
「アンデルセンさん!!」
近くで寝ていたはずの連れを心配をする。
「大丈夫じゃ、慧音とかいう奴がお主らを
運んでくれたのじゃ、感謝しとくのじゃぞ、
あと、わしのことは心配せんのか・・・・・・。」
「けーねさんなら大丈夫だな、、
あと、老骨のちっこい亀なんて腹壊すから犬もくわないでしょ。」
黒墨を貶しながらアンデルセンの無事を確認する。
やっぱり、初めの印象って大切だよね、
と黒墨を見ながら思っていた。
それにしても、首は動かせても体が動かない。
「やっと、起きたか。」
けーねさんが障子を開け、
薬のビンらしきものの乗ったお盆をを持ってやってきた。
「やっと起きたか・・・三日も寝てるからしんぱいしたんだぞ。」
「迷惑かけてすみません。」
「いやいや、気にしなくて良いよ。」
話ながら けーねさんは自分の寝ている布団へと座ってお盆を置く。
「傷は、大丈夫か?。」
「傷?」
首を曲げ、自分の体を見ようとするが、
布団で見ることが出来ない。
「あの、布団を捲ってくれませんか?」
「やはり、気づいてなかったか。」
慧音さんはやれやれといった風に首をふると。
「いまは比較的まともだが、初めに服を脱がせたら目も当てられないことに成っていたぞ。」
「え?、倒れるまで目立って攻撃受けてなかったのに・・・・・・なんで?」
「自己暗示か何かでそういう風に錯覚させているんだろうな。」
けーねさんが、布団を捲る。
すると、包帯だらけになった体が現れた。
けーねさんから薬を飲ませてもらうと、
すぐ、僕の意識は眠りへと落ちていった。




