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第十七話 愛のある日々

それからの毎日は修二との甘い秘め事ばかりとなった

私は相変わらず修二に何度もメールする

修二はその都度メールを返してくれた

彼は仕事柄、時間は融通がきくらしい

お昼はいつも一緒にごはんを食べた


毎日外食も味気ないし私はお弁当を作っていったりもした

会うのはいつも車の中

車中デートだった

人通りの少ない場所に車を停めてごはんを食べる

二人で食べるご飯はおいしかった

それから色んな話をする


抱きしめて…キスをした


ほんの少しの時間だけど私には貴重な時間だった

修二と会えるなら、何時でもいい…

ほんの数分でもいい…

どんな予定もキャンセルして私は修二に合わせた

あっという間に楽しい時間は過ぎて行く…

名残惜しく私は修二の手を離した


次の営業先に行く前にうちの近くまで修二は送ってくれる

夫に見つかりはしないかとヒヤヒヤしながら帰る

その割には運転してる修二に膝枕をしてもらい

私は修二の顔をみあげながら車に乗っていた

なんて大胆なんだろうとうちに帰ってからは思うのだが、

修二といるときは夢中になっていてなんとも思わなかった

修二にしか自分はわかってもらえない…

女として見てもらえない


そう思っていた私は修二といる時間が全てになっていた


修二といるときの自分は大好きだった


修二に会えない日は耐えられなくて、

イライラが募り爆発しそうになっていた


今までは我慢できたことも

一度愛される喜びを知ってしまった私は孤独に耐えられなかった

そうして私は、修二の深い愛にはまっていった…


読んでいただいてありがとうございました


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