裏話
『幕間:いつか王子様が』
「夜会追想」の三部作を書いた後、プロローグが三部作ってどうよ?長すぎないか?というのと、タイトルに絡めたプロローグってどうかな?なんて欲が出て書きました。が、これもネタばれの宝庫か……?となって、一旦は封印。幕間としてお届けしてみました。
『夜会追想』三部作
「兎狩り」をプロローグにと書いたら、姉視点が続いて生まれて、対として大公殿下視点が出来ました。
で、組み上げていくうちに「ネタバレ?」「プロローグ多過ぎ!」と悩み、あまりにオチが見え見えのプロローグって一体……との迷いも生じ、お蔵入り。
今回、<結>の部分に勢いを付けられるかな?と思い、織り交ぜる様に掲載してみました。
読み辛かったらごめんなさいです。
『夜会追想:兎狩り』
初期構想ではプロローグでした。
この男誰よ?的に話を切り出して、ずーっとティスベ視点、最後の方で二人が会って、ハッピーエンド。にする予定だったんです。
『夜会追想:預り物』
「兎狩り」をプロローグに練っていくうちに、逃げた女がどこへ行った?そりゃあ、姉と待ち合わせさ、その姉はどうしてた?と、どんどん膨らんで、一つの話になってました。
『夜会追想:玩具箱』
「預り物」を書いたら同時に裏も浮かんできて、殿下が誕生。このお方のキャラがなかなか定まらなくて……本当は一人称を「私」にしたかったのですが、みんな「私・私」言ってたらごちゃごちゃになって、住み分けで「僕」になりました。
※プロローグって本当に難しいですね。
読者様に興味を持ってもらって、ダラダラし過ぎないように、と悩みに悩み、一時はプロローグだけで五話も載せる所でした……で、うがーっとなって、「000:シンデレラ」のみにしました。
本編の実質プロローグは「001:夢の跡」です(苦笑)
『二兎追うもの』
本当は幕間として差し込みたかったのですが、思い付いたのが007とか008辺りで、気持ち的には005の後ろだったのでは?とタイミングを逃して、お蔵入り。
番外編としてお届けすることにしました。
『結局、女は妄想が好き。』
これは020と021の間、または022と023の間に差し込もうと思っていたのですが、殿下が姉さんを離してくれませんでした(笑)