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親父〜中学校編

当時、父はスポーツ万能の野球少年だったらしく、なんでも中学2年の頃には

当時の野球の名門校、2校からスカウトがきていたという。


そんな父の影響で後に僕も野球を始める事になる。


当時の父は三度の飯より野球好きというほど、野球の事しか考えてなかった。


練習が終わっても1人残り毎日、素振り1000回、腕立て500、腹筋1000回して

寝る時もバットとグローブは離さなかった。


そんな父を先輩達は見ており、次期キャプテンは全員一致で父に決まっていた。


しかし同じ野球部にPTAの会長の息子がいたらしく、PTA会長の圧力で

会長の息子にキャプテンを譲った。


父はキャプテンという肩書きにあまり興味はなかった、野球ができたらそれでいい、そう思っていた。


しかしその会長の息子はなかなかの曲者でコーチや監督の前では人一倍練習し、コーチや監督がいなくなればサボって煙草を吸っていた。

また会長の息子だけ髪を剃らず伸ばしていた。


そんな態度に皆が何も言えずにいた。


すると我慢の限界が来ていた人物がとうとう、、、、キレた。


そう父だ。

会長の息子に掴みかかり『せめて髪だけは剃れ』と一言、言ったあと一発思いっきり殴った。


父はこの日、会長の圧力により、父の野球人生が終わり、伝説の幕開けとなった。


この一件以来、父はグレ、あまり元気がなくなった父を不良の道へと引っ張りだした人物がいた。


田上善博さんだ。


当時、善博さんの兄、田上義樹さんはすでに名前の通った筋金入りの不良で暴走族別府連合初代総長をやっていた。


後に父が、2代目総長になる事になる。


そんな兄を持つ善博さんもまた筋金入りの不良だった。


それから父は善博さんにいろんな悪さを学んだらしい、そして父は中途半端が大嫌いな性格からして、どうせなら不良の頂点に立つ事を決めた。


それからわずか一ヶ月で別府の全中学を善博さんと2人でシメた。


またこのこの頃、父と善博さんは大金を稼いでいたと言う。


父の実家が煙草屋と言う事もあり、

煙草を不良達に倍の値段で売りつけたり、よそ者から絡まれたら父が助けると言う名目でシメあげた全中学校の全生徒から10円ずつのカンパを毎月行っていた。


まースケールのでかいカツアゲだ。


そして一年後、父は宣言どうり大分県の全中学校をシメ、不良の頂点になった。


そんな父に僕は憧れた。




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