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親父の影響力

僕は中学2年になり、この頃、いつも家に父の姿はなく、僕の飯は朝は抜きの昼は学校の給食、夜はインスタントラーメンか父の従業員が買ってきてくれるコンビニ弁当だった。


当の本人はよそで遊びまわっていた。(当時、母とは別居はしているが離婚はしていない)。


そして普段いない癖に帰ってくれば、学校から僕の心境を聞いていて僕を殴りつける、そんな父が大嫌いで死ねばいいと思っていた。

(家族で毎日ご飯を囲って食べていたのは僕が小学4年と5年の2年間だけだった)


そんな生活もあり思春期の僕でも父の事は恐ろしいく父に刃向かう事は出来ず学校や外で荒れていた。


当時、僕は給食の時間になれば学校に行き、給食を食べたら帰り、駅の中にあるゲームセンターで、ホームレス、中学生相手にカツアゲをしたりして

時間を潰し、学校が終わる時間になれば仲間と集まりよく馬鹿をした。


そんな中、山谷中学の仲間の内2人が、僕だけが名前が売れていくのが気にいらないのか単純に僕が気にいらないのか分からないが、直接は僕に言って来ず、 先輩に僕をシメるよう頼んだり、 盗んでもいない物を僕が盗んだと先生に言われたり、 また僕が友達とマクドナルドでご飯を食べているとたまたま先輩の彼女と遭遇し一緒に食べていたのだが、 それをその2人に見られており、 なにが面白いのかご丁寧にワザワザ、 根も葉もない事まで付け加えて先輩に告げ口され、 先輩から呼び出された。


最初、先輩はその彼女も殴ろうとしていたので、僕は、『殴るなら俺1人にしてください』そう言うと、先輩も彼女の手前、面子めんつを守るためその場はなにもなくおさまったが先輩は後日、僕を呼び出した。


1人で呼び出された場所に行くと先輩達5〜6人に囲まれリンチをうけた。

その中に仲間だと思っていた、例の2人の姿もあった。


(1番驚いたのは、ある日、僕とその2人で歩いていると、高校生2人から喧嘩を売られ、こっちは1人多いから大丈夫だろうと思っていたら、その2人は、僕を見て見ぬふりをして逃げて行った時は、本当にあきれた。

それに当の本人達が自分で喧嘩をするのを僕は見た事がない)


僕は全員、1人ずつ仕返しに行こうとも考えたが、大人数相手に1人で行ったという格好が付くと思い、行かなかった。

本当はまた逃げただけだ。

それからはあまり人を信用しなくなっていた。

またこの時、心友の陣は家の事情で

隣街にある仁蔵学園という孤児院に行っていて、僕はいつも1人で一匹狼を気取っていたが、実の所は寂しかった。


その頃僕は、1人駅に行けばカツアゲをし、またその当時、駅前にシネマブルーバードという小さな映画館があったのだが(今はない)そこが好きでよく授業をサボって見に行き、そこの映画館にくる学生からカツアゲをしていて、僕は自分の事をイケイケだと思っていた。


僕に喧嘩を売ってくる物もいなかった。

しかしそれは僕が恐かったのではなく僕の父の存在に恐れていたのだ。


たまに売ってきたり、僕が喧嘩を吹きかけて向かってくる奴も父の名前を出したとたんに戦意を失う。

そして戦意を失った相手を殴りいい気分になっていた。


その頃の僕は父の事を死ねばいいと思っていながら、いいように父を使う、本当に親の七光りで嫌な奴だった。


そして僕自身強いんだと勘違いしていた。

いや本当は僕はとても弱い人間だと自分で分かっていたのかもしれない、その証拠に僕は負けたくない思いから、

いつもモンキー(ボルトを締める工具)をいつも持ちあるいていた。


またこの頃、僕はカツアゲで貯めていたお金でボンタンと短ランを買った。

(違反の学生服)

ボンタンは父の従業員から貰った物だ。

そのボンタンの隠しポケットにいつも煙草とモンキーを忍ばせて登校していた。

そんな格好をしている中、他の学生がシャツを出しているなど、ボタンが外れているなどで怒られている生徒を横目に、僕はこんな格好をしていても先生達は僕には何も言えずにいる事に僕はなんとも言えない、いい気分だった。


そんな時、生徒指導の先生が僕に『お前がそんな格好で肩風切ってこの学校に居れるのも今の内じゃ、今俺を中心にお前を強制転校させるか、陣と一緒の孤児院に叩きこんでやるという話しがまとまってるからな、覚悟しとけよ小山田』

僕はキレた。

近くにあったデッキブラシで生徒指導の先生を殴りつけ、僕はこう言った。

『こんな学校、俺の方から来ねーよ、

明日から来ねーから安心しろ。

お前等もう俺に殴られる事もねーぞ』

と言い僕はその日から学校に行かなくなった。


後書き。


当時の担任の平田先生、本人言わく僕のせいで、うつ病になったらいし。

今思えば申し訳ない事をした。

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