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短歌集③

作者: 昼月キオリ

<短歌>



〜君は幻〜

蜃気楼

君は幻

夏の空

日陰聞こえる

蝉の鳴き声






〜あの夏〜

夏みかん

酸っぱさ染みる

夏の雲

消せぬアドレス

心に抱いて





〜タピオカと未来〜

タピオカと

過ぎたブーム

過ごす日々

未来変わらず

好きな味






〜聞けなかったアドレス〜

紫陽花と

聞けぬアドレス

胸に抱き

恋は終われど

夏は始まる







〜最後の夏〜

空に咲く

炎の花は

散りゆくを

焦がれ眺めて

儚く消える







〜咲けぬままに〜

咲けぬまま

枯れたつぼみを

思い出し

自身に重ね

切なく思ふ






〜愛だとか布団だとか〜

布団はね

重さがないと

眠れない

愛も布団も

重くと願う

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