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第7話 昔の記憶

遅くなってすみません!!

俺はあの玲奈と呼ばれたメイド長を倒した。倒したというか相手が攻撃してこなかったから逃げきれたというか、まあそんなことは置いといて、その後に美咲が俺の部屋に連れていくと言われついて行った。

廊下は長く、壁には様々な絵画が置かれていて、高級そうな絨毯(じゅうたん)が敷かれている。

━━━━━やっぱりすげぇな。

そう口からこぼれてしまった。

「何か言いましたかしら?」

「いや、言ってねぇよ」

小声で言ったはずなのだが少し聞こえたっぽいな。気をつけないと……そんなことを考えていると目の前にある扉の前で美咲は止まった。今いる廊下にも部屋らしき扉は幾つもあったが目の前の扉は他と比べ物にならないぐらいの豪華さだ。

「ここが、俺の部屋なのか?何かすげぇ豪華なんだけど?」

「あっ、ここ(わたくし)の部屋ですわ。」

「まあ道理でか。じゃあ俺の部屋に急ごうぜ。」

「いやここが貴方の部屋ですけれど……」

「ん?」

「えっ?」

頭の中は大混乱している。ここは美咲の部屋。なのに俺の部屋でもあるってどういうこと?

「ここお前の部屋なんだろ?」

「はい、そうですけど……」

「じゃあ何でここが俺の部屋なんだよ」

(わたくし)と貴方の部屋ということですわ。えっ、もしかして恥ずかしんですの?」

美咲の表情はからかっている小悪魔のような笑みなのだが俺は別に異性とかはどうでもいいので

「良し、じゃあここが俺の部屋でいいんだよな?」

と言うと

「えっ?!いやッ、ちょ、待ってくださいまし!!!」

と真剣な表情で全力で止められてしまった。多分だが俺をからかったのだろうが俺は結構本気であった。まあ冗談というのも分かっていたから

━━━━━━━(やっぱりダメなのな)

と呆れながらそう心の中で思ったのだった。

そして美咲が恥ずかしそうにしながら本当の俺の部屋を教えてくれた。美咲の部屋の目の前にある部屋だった。俺の部屋に向かう時の廊下で見た扉と大差なく、スタンダードって感じだった。美咲の部屋の扉みたいに豪華さが無くてちょっと安心してる自分がいるし何なら、めっちゃ快適だ。内装は普通に広く、ベットとテレビ、机、エアコン、冷蔵庫も完備されており完璧な部屋だった。美咲の部屋の目の前の理由は、ボディーガードがすぐに美咲を守れるようにする為らしい。中で、守った方が早いと思うが、まあプライバシーと言うやつだろう。そして改めて思うがこのバカデカイ豪邸にこんな部屋が、多くあると考えると恐ろしい。どれだけ金あるんだよ、と言いたいが世界の三本の指に入る程の金持ちなんだからまあそうだよねと思うしかない。部屋を見終わると美咲は言った。

「今日はゆっくりしてても構いませんわ。色々とありましたし。」

「じゃあお言葉に甘えてゆっくりしようかな。」

「食事の時は、(わたくし)が呼びに来ますので。」

「え、普通にメイドとか執事とかにお願いすればいい━━━・・・」

俺がそういい切る前に美咲が言った。

(わたくし)が来ますから!」

「あ……はい。」

美咲に圧をかけられ咄嗟(とっさ)に、はいと言う返事が出てしまった。

そして美咲は俺の部屋のドアを閉め、出ていった。

(飯が出来るまで暇だしな。何するかな……)

部屋の中を探していた時に本棚を見つけた。中は本でぎっしりであり、面白そうな本をその中から取る。題名は【捨てられている少年】か……。著者は……?!?!?!。この人は………。じゃあこの本の題名に出てくる少年っていうのは……。本の発行年は10年前か。ちょうどその時か……。俺の最大の恩人……。裏の社会の生き方を教えてくれた人。まだ生きてるのかな・・・。

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