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28、ひとつひとつ運命を変える

 翌朝、髪を左右におさげに括って白いシャツに長めのチャコールグレー色のスカートに肩から鞄をかけ旅支度を整えたわたしを見て、母は「まるで修道女って感じね。どこかの神殿に奉公に上るみたいよ、」と微笑んだ。


 修道女とは神官に仕える侍女のような役割を務める女性の総称で、どの神殿にも神官がひとりないしふたりいるとするとおよそ10人ほど常時登録されていた。勤務期間は1年から2年ほどで、彼女たちは結婚相手が見つかると神殿を去った。主に任される仕事は神官が賄いきれない清掃や信者への気配りといった神殿内における細やかな雑事一般の処理で、たいていは無給で、ほとんどは若い女性が従事していた。

 何のためにそんな仕事があるのかというと、単純に家門の繁栄の為だった。神殿で働くことで信心深い品行方正の良家の子女という肩書を公然のものとし、名前と顔を各方面に宣伝できるし、修道女になっていたという理由で素行が真っ当であると評価されて結婚に箔がついていた。彼女たちは家族の監視の目がない時間と堂々と街中を歩く権利を得たし、家族以外の人間と交流する機会を得ていた。時には修道女としての縁がきっかけとなって婚姻を結ぶ好機もあった。

 主に平民からは商家の令嬢、貴族からは下級貴族の令嬢が修道女として神殿に奉仕に出かけていた。

 もちろん、わたしのような平民かつ庶民はそんな役目についたりもしないしやってみたいとも思わない。何しろ無給が痛い。癒しの手(キュア)として稼いでいた方がまだ心も懐も潤う。


 若い娘の恰好にしては耳にある群青色の石(ソーダライト)のイヤリングだけが装飾品となるけど、「品のいいお色だからかえって上品でイイわ、」と母は褒めてくれた。

 母の言葉に勇気を貰った気がする。聖堂に好まれる女性の治癒師(ヒーラー)ってこんな感じかなと思いながら支度したので、イイ線行っているのではないかな。


「これ、ビアが帰ってきたらと思って支度しておいたのよ、」


 母に言われて父が持ってきてくれたのは明るい灰色のマントで、袖口や首元には六角形を基調とした記号化された白い花のような小さな文様の刺繍がいくつも描かれていた。花のようだけど花弁とは違って鋭角や直線が繰り返される形は柔らかみや暖かみを連想できなくて、触ってみても温度を感じられなかったけれど冷たい何かの象徴なのかなと思えてくる。ひとつとして同じ文様はなかった。裏地はわたしの瞳の色に近いはっきりとした青色で、どちらの色も公国(ヴィエルテ)にはない異国の冬の空を連想させた。


「ありがとう、お母さん。」

「どういたしまして。今回帰って来てくれてちょうどよかったわ。こうしてビアに渡せたんだもの。」

 わたしがこの国に帰ってきた本当の理由を知らない母は屈託なく微笑んでいる。


 この先帰ってこれなくなるかもと、きちんと告げた方がいいんだろうか。

 今までありがとうって、もしかしたら最後なのかもしれないって感謝した方がいいんだろうか。

 …言えない。言わなくてすむように絶対戻ってくるから、その時まで今回帰宅した理由をどうあっても話してはいけない気がする。


 ぐっと、言葉に詰まって、わたしは涙声になりそうになるのを堪えて雰囲気を変えようと質問してみた。

「これは、何? 見たことのない花ね、お母さん、」

「凄いでしょ、ビア。皇国で降る雪を描いた六花(ろっか)っていう文様なんだって。お父さんが昔図案に描いてくれたのを思い出したの。ね、あなた、」

 父は得意そうに母の肩を抱いている。年中暖かで雪など降らない公国(ヴィエルテ)の種火の性質を持つ火属性の母は雪など縁のない生活を送っている。氷雪の(プロフェッサー)教授(・フロスト)と呼ばれた薬売りのおじさんと旅をしていたので吹雪を知っていると知ったら驚くだろうなと思うけれど、秘密にしておく。

「ビアが家を出た日、すぐに夏が来るからってマントを持たせてあげられなかったけど、北にある王国や皇国は冬には雪が降るんだわってこの前気が付いたの。きっと冬になると雪で凍えて、冬でも暖かい公国(ヴィエルテ)が恋しくなるわよ?」

 クスリと笑って母が優しく肩に羽織らせてくれた明るい灰色のマントは、軽い素材で見た目のしっかりと張りがある印象よりも案外柔らかな質感だった。天鵞絨(ビロード)にしては産毛のような細かい毛がみっしりと詰まっている。何の毛皮なんだろう。

「ビアはきっと帰ってくるからその時までに仕上げて置こうって頑張ったのよ、」

「ねえ、お母さん、これ、何で出来てるの?」

火光(ファイヤー)(・マウス)よ。ちょっとお母さん、頑張っちゃった。」

 母は得意そうに笑って肩を竦めた。

「そんな高価なもの、どうして、」


 公国で手に入るマントの素材は丈夫な帆布か特殊な加工を施した皮が主流で、皮は皮でも牛や羊といった家畜動物の皮ではなく、下級精霊の皮だった。文字通り、召喚魔術師(ウォーロック)たちが騎士と共に生息地まで行って狩ってきて、普通の皮革工房ではなく特殊な魔術工房で加工処理するのだ。庶民が手に入れるには高価な素材なので、本当に奮発したのだと推測できた。

 火光(ファイヤー)(・マウス)自体は希少な動物ではなくても毛並みを傷つけないように捕獲する手間賃が含まれた材料費代に加え、丁寧な鞣し具合に相当腕のいい職人のいる魔術工房に依頼したんだろうなと推測できて、かかった経費の諸々を足して総額を想像するだけで庶民には贅沢品だと想像できてわたしには高級品だと理解できる。


「大丈夫。お父さんにビアにマントを作ってあげたいなって話したらクラテラまで行ってきてくれたの。」

「え、お父さんが行ったの? あそこって、火属性の魔法使いの得意な場所なんでしょ、」


 クラテラは首都(ワシル)からずっと南東部にある険しい火山地帯のひとつにある街で、すぐ近くにある火山が年中煙をあげて休む間もなく灰を噴き上げ、時には火砕流が山から流れてくる危険な場所だ。近年になって火属性の魔法使いの有志がこぞって集まって火の精霊も交えて街を興し、宿泊施設を確保し温泉事業を中心に火属性の魔力を持つ者や耐性のある風属性や地属性の者まで取り込むような一大観光地を作り上げている。随分手入れがされていても、まだ水属性の者は防御の魔法がしっかりできないと辛い場所だったりすると聞いていた。


「お母さんも子供の頃に行ったことあるから行くって言ったのに、お父さんが、代わりに行くから留守番を頼む、って聞かないんだもの。でも、皮を鞣したり加工したりを魔術工房へ依頼するのはお母さんが自分でやったわよ? 」

 あまり意識したことはないけれど、母方の祖父母は火属性と風属性の性質を持つ人だったと聞いていた。しかもどちらも皇国(セリオ・トゥエル)の出身者の神官を先祖に持っているので、魔力量はかなり高かったようだ。子供の頃に家族で行ったのなら、旅行でもしたんだろうな。

「お父さんもお母さんも、どっちも大変だったでしょ、」

 わたしと父はともに水属性と地属性の魔力を持っていて、性質上得意な場所は沼地や干潟、池だ。温泉地ならまだ大丈夫だけれど、基本的に火属性と真逆の癒しを求めている。雨上がりのブナ林の中の清流なんて最高だ。瞼を閉じて想像しただけで空想の中の清涼に癒されてしまえるほどだ。

「たいしたことないぞ、ビア。」

 ふふんと鼻を鳴らした得意そうな父は、もっと褒めてもらいたそうに母と微笑んでいる。


 火光(ファイヤー)(・マウス)は下級の火属性の精霊で火を好み火と共に暮らし火口に行けばいくらでも捕まえてこれるという話だけれど、水属性と地属性のわたしは実際に火口になんて行った経験はないし、行きたいとも思わない。本で得た知識だけだけれど現在も活動している火山の火口がどんな状態なのか想像がつくし、母のような火属性でもない限り灼熱の耐えがたい環境だと知っている。

 わたしと同じような性質で、しかも、悪い魔性とはいえ精霊の父にとってはもっと厳しい環境だっただろうに、まさか取りに行ってきてくれたんだ。

 感動というよりも無謀な挑戦に呆気に取られて父を見ていると、待てよ、と疑念が湧いてくる。これはもしかして、また、うまく誰かに囁いて自分の手を汚さず取りに行かせたのかもしれない。


「ビアが、寒くないように、お父さんとお母さんとの愛情が籠っているの。軽いけど丈夫だし、日除けにもなるし、寒さ避けにもなるし、何より火の魔法に対する防御力は一番よ。お母さんが何度も実験してみたから保証するわ。」

 ニカっと笑った母の顔を見ていると、もしかして1周目の最後に見た景色がコルの起こした火属性の上級魔法の隕石(メテオライト)の火球の雨だって知っててこんな仕度をしてくれたのかななんて思いつく。

 …、まさかね。

「お父さんが魔法をかけておいてから耐久性も格段に上がっているぞ、」

 鎮火と遮断の魔法をかけたのかな。自分でも時々魔法をかけて状態を維持しておこうと心に誓う。お母さんが作ってくれたマントを一日でも長く大事に使っていたい。

「お母さん、ありがとう。」

「良く似合ってる。もうこれで大丈夫。ビア。気を付けて行ってらっしゃいね、」

 ギュッと母を抱きしめると、これが最後なのかな、と心の中に悲しみが湧き上がってきて、そんな未来にはしないと勇気も沸いてくる。


「行ってくるね、」とわざと明るい笑顔で手を振って見送ってくれる父と母に背を向けて歩き出した傍にはオルジュがいてくれて、そっと手を取ってくれた。

「エスコート、しようか?」

「まさか、聞いてたの?」

 バンジャマン卿とのやり取りを、あの距離で把握していたの?

「傍には近付けなかったけど、声は聞こえていたからね、」

 くすっと微笑んだオルジュは、わたしの顔をじっと見ていた。


 まさか、1周目の未来の話も聞いていたりした? 

 オルジュの姿を見たのはあの広間を出てからだ。

 昼食会の後でラボア様と話をした内容を思い返してみる。あの会話の中では冒険者となってからの話ばかりだったはずだ。オルジュにとっては知っている話ばかりとも言えるはず。

 わたしは何か見落としている?


 尋ねようとして黙る。

 尋ねることで余計な詮索を生んで()()()()()()()()()()()()()()()()に変わるのはもっと困る。

「いい。オルジュが傍にいてくれるだけでいい。」


 わたしの風の精霊は、つまらなさそうに「そう?」と言った。なんでも秘密を共有すればいいわけじゃないと経験上知っている。知らないでいるからこそ、守れるのだとも判っている。

 大通りを行くわたしの影には多分、別れたはずの父がまた潜んでいる。


 ※ ※ ※

 

 公国(ヴィエルテ)では庶民が自分の職位(クラス)や職業を決める拠り所として、街の市場にいる占い師が利用されていた。占い師は風属性の召喚魔術師(ウォーロック)の職位のひとつであり、「あとどれくらいどういった魔法を覚えれば次の職位になれるのか」といった指針をくれたり、その職位だとどういう職業につけるのかといった助言を安価で教えてくれる。

 一般的に職業とも言える職位は同じ系統を持つ両親や先祖がこなしてきたという理由から家業を継ぐのが無難で、親兄弟や家族と言った近しい者から獲得方法を教えてもらうので、そういった基準だけでは物足りないときに第三者の意見として占い師の能力を利用する。召喚魔術師(ウォーロック)でもある占い師は長年共有されてきた莫大な情報と統計を分析した結果から適正と的確な診断を与えてくれる貴重な存在だった。ただし、情報だけが彼らの拠り所であるので、絶対と言えるほど確固たる指摘をするわけではなかった。

 魔法を使える人間自体が減ってきている現在では、もちろん占い師としての安価な収入だけでは食べていけないので、本業は別に持ち占い師は副業にしている程度の従事者が多かった。公都(ワシル)は比較的魔法が使える人間が多い街なので風属性の召喚魔術師(ウォーロック)も多く、副業として店を構えている占い師も容易く見つけられる。


 あとは、冒険者が月の女神の神殿で神官から職位(クラス)変更(チェンジ)を受けたり、聖堂に行って公正に魔力量と属性を調べてもらって職位を認定してもらうやり方とがある。

 一応わたしは冒険者だったりするので、順当に月の女神の神殿に向かうと決める。歩いていくと時間はかかるけれど、無駄遣いをしたくないので健康のためと割り切る。風の精霊(オルジュ)の手助けは結果としてわたしの魔力の消費につながる。この街の(あやかし)の道探しを前向きに検討した方が良さそうだ。

 

 公都(ワシル)の南東の方角にある開けた田園地帯の一角にある月の女神の神殿は公国(ヴィエルテ)における冒険者の拠点でもあって、他の女神の神殿に比べると神官の滞在率が高いと聞いていた。

 もしかしていない日なのかなと不安になりながら神殿の中へと入ると、既にバンジャマン卿の姿があって、神官と話をしていた。この首都(ワシル)の月の女神の神殿の神官は若い男性で、赤茶髪に青緑色の瞳の見た目から判断すると公国(ヴィエルテ)出身者なようで、わたしより少し背が高い程度に小柄な人物だった。

 神官はいち早くわたしの存在に気が付いて、すぐに目礼してくれた。師匠であるバンジャマン卿は見つけるなり二度見した後、コホンと咳ばらいをひとつしてから「おはようございます、」とにこやかに挨拶をしてくれた。

 よく目立つ鈍色の軍服ではなくて焦げ茶色のマントに黒いシャツ、黒いズボン姿のバンジャマン卿は、背が高く顔が小さいし華やかな顔立ちだし、肩幅があって逆三角形な体形だし足が長くてスタイルがいい。どう見たって華やかな格好ではないはずなのに、そこはかとなく漂う色気があって、似合いすぎている。妬ましい程にかっこいい。これが吟遊詩人ならではのカリスマ性なのか。それにしてもバンジャマン卿は宰相であるランベール侯爵家の末っ子とはいえ、吟遊詩人という職業が許されているのはどうしてなんだろう。さらりとでいいので理由を聞いてみたい。


「おはようございます。」

「丁度神官様にお話を伺っていたのです。ビアが一番みたいですね、」


 週末とはいえ、公国(ヴィエルテ)に冒険者自体があまりいないのならこんなものなのでは、と思うけど黙って頷くだけにする。魔法が使えるからと言って祝福を人生で何度も獲得する者ばかりではないし、職位(クラス)変更(チェンジ)する時くらいしか用のない場所である月の女神の神殿を利用する冒険者は平素はもっと少ないのではなかろうか。


 神官は指にある鉅の指輪を見てわたしを冒険者と気が付いたみたいで、何か言いたそうな顔をして興味深そうに観察していた。わたしの醸し出す雰囲気が冒険者っぽくないからだ、きっと。誰にでも好感を持たれるような、聖堂に治癒師(ヒーラー)として呼んでもらえるくらい治癒師(ヒーラー)っぽく振る舞うにはどうしたらいいんだろう。

 世間一般の治癒師(ヒーラー)印象(イメージ)って、愛想のいい優しいお姉さん、かな。


「師匠、お早いですね、」

 社交辞令で愛想よく微笑みかけると、「ええ、」と肯定されてしまってびっくりする。昨日散々意地悪をされた印象があるのに今日は素直だ。優しく愛想のいいお姉さんの演技をしている最中なのだからこちらの動揺を誘うような邪魔などしないで欲しいものだ。

「ビアを迎えに行こうにも家が判りませんでした。直接ここに来たんですよ、」

「そうでしたか?」


 服に掛けられていた追跡の魔法をそのまま残して家に帰っていたら今朝迎えに来たのかな。もし来なかった場合は魔法をかけたのは師匠ではなかったという証明になったのかもしれない。

 でも、そうなると、誰が一体あんな魔法をかけたんだろう。『庭園(グリーン)管理員(・キーパー)』同士で追跡するような真似をするというのなら、仲間を信頼できない組織に属してしまったという意味でもある。足の引っ張り合いをするためにラボア様の元へ出向いたわけじゃない。ますますその職に拘る意味に価値が見いだせなくなってくる。


「ええ。まだ話の続きが残っていますね。」

 師匠の顔は笑っていても、目が怒っている。「何を考えているんです?」

「なんのお話でしょうか? 記憶にありませんね。」

 愛想のいいお姉さんとして柔らかに微笑みながら、わたしに視線を向ける優雅に神官の方を改めて見て、ぺこりと頭を下げた。

「ご挨拶が遅れまして申し訳ありません。職位(クラス)変更(チェンジ)に伺いました。早速ですが、手続きをお願いしてもよろしいですか、」

「ええ、構いませんよ、」

 神官は師匠に軽くお辞儀すると、「では、お連れ様はこちらでお待ちください。勇者様、こちらへいらっしゃってください、」と、奥の部屋へのドアを勧めてくれた。師匠に手を振ってみせると、睨まれてしまった。


 勧められた通りにひとり、中へと入る。

 天井も床も壁も真っ白に光り輝く部屋の奥には、大きな白い石造りの月の女神像が立っていた。

 ミンクス侯爵領のエルス村の月の女神の神殿と同じ間取りではないはずなのに、以前に感じた経験がある空気感がする。

 どこの神殿でも建築物に扱う材料や仕立てる調度品が同じだからなのかな。

 女神像を見上げて待っていると、奥の小さな扉から、妙に既視感がする女性が現れた。


「エルス村から、いらっしゃったのですか?」

 女神官を見て思わず尋ねてしまったわたしに、彼女は何も言わずに微笑んだ。

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